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転職活動ガイド

うつ病の人に向いてる仕事・実際の求人おすすめ4選!

気分の落ち込みをはじめとした、さまざまな症状が発生するうつ病。

うつ病を抱えながら働くためには、自分に合った仕事を選ぶことが必要です。

こちらの記事では、うつ病の人に向いてる仕事の条件やおすすめ求人を紹介しています。

うつ病とは?

うつ病は気分障害の一種で、常に気分が落ち込んでいることにより、生活や仕事にも影響が出る障害です。

明確な発症原因は、現時点では特定されていませんが、精神的、身体的ストレスが原因と指摘されることが多いです。

気分の落ち込み以外にも、下記のような症状があります。

【精神的なうつ病の症状例】

  • 意欲の低下
  • 注意力、集中力の低下
  • 身なりに気を使えなくなる・掃除ができなくなる
  • コミュニケーションを取らなくなる など

【身体的なうつ病の症状例】

  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 腹痛・下痢
  • 生理不順
  • 不眠 など

出典:すまいるナビゲーター

うつ病が仕事に与える影響

続いて、うつ病が仕事に与える影響について解説します。

仕事でのミスが増える

そのため、仕事に対して集中できなくなったり、作業中の注意力が散漫になったりすることで、簡単なミスが増えてしまいます。

また、意欲の低下や気分の落ち込みにより、仕事そのものができなくなってしまうこともあります。

他人との関わりを避けるようになる

うつ病には、他人とのコミュニケーションを避けるようになる、という症状があります。

そのため、職場でも雑談や食事の誘いなどを避けるようになり、職場で孤立していってしまう傾向があります。

また、整理整頓ができなくなったり、自分の身なりに気を使うことができなくなったりすることで、周りの人から避けられるようになる可能性もあります。

遅刻や当日欠席が増える

うつ病の症状は、朝に強く出る傾向があります。

仕事に対する意欲自体が低下により遅刻を繰り返すようになったり、症状が重い場合ベッドから起き上がることができなくなったりすることもあります。

また、出社できたとしても職場にいるストレスから仕事中に度々席を離れたり、仕事を継続できず早退してしまうこともあります。

出典:すまいるナビゲーター

うつ病の人に向いてる仕事

結論からお伝えすると、うつ病の人に向いてる仕事は、事務職、プログラマー・SE、Webデザイナー、軽作業、動画編集、データ入力といった職種です。これらの職種で在宅ワークが可能な場合は、更にうつ病の人にとって働きやすい環境になります。

その理由について、下記で解説します。

自分のペースでできる仕事

うつ病の人は気分の落ち込みや意欲の低下によって、障害を持つ前と比べて仕事のペースが遅くなる傾向がある。

そのため、業務量を少なく調整したり、余裕を持ったスケジュールで仕事を任されたりすると無理なく働けるようになります。

在宅ワークが可能な仕事の場合、通勤の負担がなくなり、朝自分のペースで仕事を始めることができるため、より働きやすい環境になります。

無理にコミュニケーションを取らなくていい仕事

うつ病の症状の1つに、他者とのコミュニケーションを避けるようになるというものがあります。

接客業や営業職、または多くの人数でチームとなり業務を進めるような仕事は精神的に負担がかかります。

そのため、自分の作業に集中できるプログラマーやWebデザイナーのような専門職は、うつ病の人に向いてる仕事と言えます。

雑談や食事など、仕事以外のコミュニケーションを無理に取ろうとすることも負担になってしまうので、当人が必要と感じた時以外はコミュニケーションを取る必要がないような配慮があると働きやすくなります。

在宅ワークが可能な仕事の場合、無理にコミュニケーションを取らなければならない機会がほとんどなくなるため、より働きやすい環境になります。

プレッシャーがかかりにくい仕事

うつ病の人にとって、プレッシャーがかかること自体が大きな負担になってしまいます。

そのため、ミスが許されない、責任が重大な仕事は避けるべきと言えます。

ダブルチェックなど、業務のフォロー体制が整っているとミスを気にすることなく働けます。

事務職やデータ入力、軽作業は、ミスがあってもすぐに周りの人がサポートでき、またマニュアルも明確化されていることが多いので、うつ病の人におすすめの仕事です。

うつ病の人におすすめの求人4選

大塚商会

【求人情報】

  • 職種:営業事務(障害者枠)
  • 雇用形態:正社員
  • 業務内容:見積作成業務(各営業部からの依頼をもとに作成を行う)、見積作成時の社内登録、注文書,受注票代理作成、メーカー対応、営業不随提案資料の作成など
  • 給与・年収:220,000円〜240,900円
  • 勤務地:東京本社
  • 応募資格:初級レベルのPCスキル

こちらは大塚商会の営業事務の求人です。

業務内容は、営業部のサポートで、書類作成が中心になります。

正社員雇用かつ給与も安定しており、その上で応募するハードルも低く設定されています。

株式会社大塚商会の求人はこちらからご覧ください。

リンクレア

【求人情報】

  • 職種:エンジニア(障害者枠)
  • 雇用形態:顧客より受注した情報システム開発における要件定義・設計・製造・テスト業務、社内業務システムの保守・メンテナンス業務
  • 業務内容:240,000円〜370,000円
  • 給与・年収:
  • 勤務地:在宅相談可能・東京本社
  • 応募資格
    ・オープン系言語によるシステム開発経験2年以上
    ・EXCEL:集計可能
    ・WORD :ビジネス文書作成

こちらは、リンクレアが募集しているエンジニアの求人です。

情報システム開発における要件定義や設計、テスト業務や、社内システムの保守、メンテナンス業務など、エンジニアとしてのキャリアアップが目指せる求人です。

また本社勤務だけでなく、在宅勤務も相談可能です。

株式会社リンクレアの求人はこちらからご覧ください。

グッドラック・コーポレーション

【求人情報】

  • 職種:Photoデザイナー・Movie制作(障害者枠)
  • 雇用形態:正社員
  • 業務内容:ウエディングフォトアルバムの作成・ウエディングムービーの作成
  • 給与・年収:200,000円〜290,000円
  • 勤務地:東京本社
  • 応募資格:【Photo】画像編集やデザイン等、クリエイティブに関するご経験2年程度 【Movie】動画編集に関するご経験1年以上

こちらは、ウエディング会社での画像編集、もしくは動画編集の求人です。

それぞれで別々の経験、スキルが求められるため、自分の目指すキャリアに合わせて応募しましょう。

また、就職時の給与の上限は30万弱と、障害者枠の求人の中では給与が高額なのもこの求人の特徴です。

株式会社グットラック・コーポレーションの求人はこちらからご覧ください。

セガサミーホールディングス

【求人情報】

  • 職種:一般事務(障害者枠)
  • 雇用形態:契約社員
  • 業務内容:人事、経理、営業事務での事務業務
  • 給与・年収:190,000円〜
  • 勤務地:在宅相談可能
  • 応募資格:PCの基本的なスキルをお持ちの方(Word:基礎、Excel:基本的な関数の使用が可能な方)、事務職としての実務経験(3年以上)

こちらはセガサミーホールディングスのオープンポジション(事務職)の求人です。

社内の各部署に配属され、その部署内で発生するPCでの事務業務を担当します。

3年以上の事務職の実務経験とExcelの基本的な関数の習得が求められますが、在宅勤務ができる求人です。

セガサミーホールディングス株式会社の求人はこちらからご覧ください。

うつ病の人でも無理なく働ける場所

うつ病の人が無理なく働ける場所や働き方について解説します。

一般企業(障害者雇用)

うつ病は障害者手帳の取得対象になる疾患なので、障害者雇用で働けるようになります。

障害者雇用では、企業側から合理的配慮を受けながら働けます。

【合理的配慮の例】

  • 業務内容の変更
  • 出勤、勤務時間の調整
  • 定期的な面談

障害特性に合わせて苦手な業務を免除してもらったり、体調が不安定になった時に勤務時間や出勤時間を調整してもらったりなど、障害を持ちながらでも無理なく働けるように企業からサポートしてもらえます。

一般企業での障害者雇用は、障害を持った人の働き方の中でも最も求人数が多く、職種の選択肢も豊富なため、基本的にはこの働き方がおすすめです。

一方で求人の大半がフルタイム、もしくは週30時間以上の勤務が求められるため、体調が不安定で時短勤務を希望する人は、希望に合う求人が見つからない場合があります。

在宅ワーク

うつ病の人が在宅ワークをするメリットは、

  • 自分に合った環境で働ける
  • 通勤の負担がなくなる
  • 朝自分のペースで仕事を始められる

などが挙げられます。

在宅ワークであれば、自分にとって働きやすい環境を自分で作ることができますし、通勤による心身の負担を無くすことができ、朝もゆっくりと仕事の準備ができます。

うつ病の症状は、朝に強く出る傾向があるため、朝の時間に余裕があると働きやすくます。

最低限のコミュニケーションで仕事を進めたい人や、朝の症状に悩んでいる人におすすめの働き方です。

うつ病の人におすすめの在宅ワーク求人については、こちらの記事「うつ病の人におすすめの在宅ワーク・実際の求人5選!」にて詳しく解説しています。

特例子会社

特例子会社は、障害者の働く機会を増やすために設立される大手企業の子会社です。

特例子会社は、一般企業以上に障害に対して徹底した配慮を受けられるため、体調が不安定な人や働くことに強い不安を持っている人におすすめの働き方です。

大手企業の子会社なので経営が安定しており、福利厚生も親会社と同様のことが大半です。

一方で特例子会社は一般企業と比べると給与が低く、また業務内容も単純作業が多いです。

【特例子会社の業務例】

  • データ入力
  • 郵便物の仕分け
  • 書類整理

そのため、積極的なキャリアアップを目指す人や専門的な仕事をしたい人には向いていません。

特例子会社については、こちらの記事「特例子会社で働くメリット・デメリットと実際の求人例を紹介」にて詳しく解説しています。

障害者向けサテライトオフィス

障害者向けサテライトオフィスは、所属している企業とは別の企業が管理するオフィスで業務を行う働き方です。

サテライトオフィスには支援員が常駐しているため、業務内容で困った時や体調が不安定になった時などにすぐ相談できます。

サテライトオフィスも特例子会社と同様に、一般企業と比較すると業務の幅は狭く、一般事務やデータ入力の求人が中心になります。

そのため、現時点でキャリアアップを目指しているのではなく、安心できる環境で無理なく働きたいという人におすすめの働き方です。

サテライトオフィスについては、こちらの記事「障害者向けサテライトオフィスとは?働き方やメリット・デメリットを解説!」にて詳しく解説しています。

またこちらから、障害者雇用バンクが運営するサテライトオフィスの求人が閲覧可能です。

就労継続支援事業所

就労継続支援は、企業で働くことが難しい障害や難病を持った人が働くための作業所です。

就労継続支援には、雇用契約を結ぶA型事業所と結ばないB型事業所があります。

A型事業所は週3日以上、1日4時間程度働ける人が利用し、B型事業所は1日1時間から働くことができます。

どちらも一般企業で働くことが難しい人が利用対象になりますが、給与や業務レベルは特例子会社よりも低めに設定されています。

そのため、A型事業所はまず働くことに慣れたい人、B型は事業所少しずつ社会復帰を目指していきたい人に向いてる働き方です。

就労継続支援A型・B型については、こちらの記事「就労継続支援A型とは?手取り額やB型との違い・仕事内容を徹底解説!」「就労継続支援B型はどんな人におすすめ?作業内容や工賃を徹底解説!」にて、それぞれ解説しています。

うつ病の人は障害者雇用で働ける?

うつ病は、精神障害に該当するため、障害者手帳の取得が可能です。

【障害者手帳の等級】

  • 1級:精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
  • 2級:精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
  • 3級:精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの

出典:こころの情報サイト

障害者手帳を取得することで、障害者雇用での就労が可能になります。

先ほど解説した、障害者枠や特例子会社、障害者向けサテライトオフィスは、障害者手帳の取得が必要です。

うつ病の人が向いてる仕事に転職する方法

うつ病の人が自分に合った仕事に転職する方法について解説します。

就労移行支援を利用する

就労移行支援は転職活動の支援を受けながら、転職活動や業務に役立つ実践的な業務スキルが学べます。

希望する職種の実務経験やスキルがない人におすすめの転職方法です。

【就労移行支援で学べるスキル例】

  • プログラミング
  • Excel word
  • 軽作業
  • CAD設計
  • グラフィックデザイン(IllustratorやPhotoshop)
  • グループワーク
  • ビジネスマナー

特にプログラミングの仕事がこなせるようになると、一人で仕事を進められるプログラマーに関しては在宅ワークをOKとする会社が多いため、今後、在宅ワークを中心としながらキャリアアップしていきたい人は、就労移行支援でプログラミングを学び、基本的なプログラミングの知識と経験を積んでから転職活動を開始するのも良いでしょう。

学べるスキルは事業所によって異なるので、自分が目指すキャリアに合ったスキルが学べる事業所を選びましょう。

また、就労移行支援は基本的に週3〜5日通うことになるので、朝起きて出社する習慣をつけたいという人にもおすすめです。

就労移行支援については、こちらの記事『「就労移行支援」は「就労継続支援」とどう違う?メリットとデメリットも解説!』

ハローワーク・障害者雇用専門の転職エージェントを利用する

転職活動をするためには、ハローワークや転職エージェントを利用することもおすすめです。

どちらも求人の紹介や、面接サポートなど、転職活動全般のサポートを無料で受けられます。

それぞれ、求人内容には違いがあります。ハローワークは求人の数が多く、色々の求人を見た上で自分に合う仕事を探したい人におすすめです。

ハローワークについては、こちらの記事「ハローワークの障害者求人を紹介!良い求人に出会うコツは?」にて詳しく解説しています。

それに対し転職エージェントは、給与が高い求人やキャリアアップにつながるハイクラスな求人など、質の高い求人が多くあります。もちろんそれだけでなく、応募ハードルが低い求人や特例子会社の求人などもあります。

料金 運営方法 サポート体制 求人の数 求人の質 拠点
ハローワーク 無料 税金で運営 担当者ごとにばらつきあり 多い 玉石混交 全国各地
転職エージェント 無料 企業から紹介料を得て運営 専門の転職コンサルタントが手厚くサポート 少ない(ハローワークと比較すると) 選ばれた求人のみ掲載 エージェントによる ※Web会議や電話で相談できる場合もある

転職エージェントでは一般には公開されていない非公開求人の紹介を受けられることもあります。そのため、キャリアアップを目指す人、無理なく働きたい人どちらも自分に合った求人を探せます。

障害者枠で選考を受ける場合、転職エージェントのサポートを受けることで、

  • うつ病の人の入社実績が豊富な企業を優先して紹介してくれる
  • 企業側へどのように伝えると好印象を与えられるかを教えてくれる
  • 面接後にキャリアアドバイザーからあなたの良さを企業側にプッシュしてくれる

など、うつ病の人の転職成功率を高めるサポートを受けられます。

今のご自身のキャリアや現在うつ病の症状を踏まえるとどんな仕事が選べるのか、どんな選択肢があるのかも丁寧に教えてくれるため、まずは情報収集のためにも転職エージェントに登録してみましょう。

うつ病兆候チェックリスト

最後に、厚生労働省が発表しているうつ病の兆候チェックリストを掲載します。

下記のうち1もしくは2を含み、合計5つ以上の症状が2週間以上続いた場合、うつ病である可能性が高いため専門家への相談が必要です。

  • 1.悲しく憂うつな気分が一日中続く
  • 2.これまで好きだったことに興味がわかない、何をしても楽しくない
  • 3.食欲が減る、あるいは増す
  • 4.眠れない、あるいは寝すぎる
  • 5.イライラする、怒りっぽくなる
  • 6.疲れやすく、何もやる気になれない
  • 7.自分に価値がないように思える
  • 8.集中力がなくなる、物事が決断できない
  • 9.死にたい、消えてしまいたい、いなければよかったと思う

出典:厚生労働省

上記に該当する場合、うつ病の可能性があります。

症状を放置していますと、重症化する危険があるため、心当たりがある場合はできるだけ早く心療内科を受診しましょう。

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