【チェックリスト付き】就労移行支援の選び方!失敗しない事業所選び5つのポイント

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就労移行支援は事業所ごとに様々な特色があります。そのため、就職を実現するためには事業所選びが重要になります。

本記事では、就労移行支援事業所の選び方について、チェックリストを交えながら解説します。

就労移行支援とは

就労移行支援事業所とは、一般就労を目指す障害や難病を持った人を対象とした就労支援サービスです。

就労移行支援では、事業所が設定したカリキュラムに沿って、一般就労に役立つ実践的なスキルを身につけることができます。

またそれだけでなく、転職/就職活動に関する計画作りや選考のサポート、入社後の定着支援など、包括的なサポートを受けることができます。

就労移行支援については、こちらの記事『「就労移行支援」は「就労継続支援」とどう違う?メリットとデメリットも解説!』にて詳しく解説しています。

就労移行支援の選び方

就労移行支援を選ぶ際は、「学べるスキル」「支援体制」「雰囲気」「通いやすさ」「就職実績」の5つが重要です。本セクションでは、それぞれの基準とチェックポイントを解説します。

キャリアプランに合ったことが学べるか

就労移行支援を利用するいちばんのメリットは、一般就労で役立つスキルを学ぶことができることです。

ビジネスマナーなどの汎用的な内容は、基本的にどの事業所でも学ぶことができますが、職種ごとのスキルについてはカリキュラムが事業所ごとに設定されているため、自分が学びたいスキルがカリキュラムに含まれていることを確認する必要があります。

【就労移行支援で学べる専門スキル】

事業所を選ぶ際は、必ず自分が学びたいことが学べる環境なのかを確認する必要があります。

確認するべきポイントは、以下の通りです。

<事前に確認したいポイント>

上記の内容を見学時や公式サイトで事前に確認し、適した事業所を選びましょう。

支援体制が整っているか

支援体制も、事業所を選ぶ上で重要なポイントです。

就労移行支援の事業所には、サービス管理責任者という専門職が必ず配置されており、一定レベルの支援はどの事業所でも受けられます。

さらに、事業所によっては以下のような資格を持つスタッフが在籍している場合もあります。

これらの専門職が在籍していることで、よりきめ細かな支援を受けやすくなります。

自分の障害や病気に合ったサポートがしっかり整っているかどうかを確認し、安心して通える事業所を選びましょう。

また、事業所の中には、障害への理解が不十分だったり、適切な配慮を欠いたコミュニケーションを取るような質の低い事業所も一定数あります。

そういった事業所を選んでしまうと、就職できないだけでなく、体調を悪化させてしまうことにもつながるため、支援体制については必ず確認しましょう。

【良い事業所の特徴】

【避けるべき事業所の特徴】

避けるべき事業所の特徴については、こちらの記事『「就労移行支援は意味ないからやめとけ」は嘘!注意点とメリットを解説』にて詳しく解説しています。

事業所の雰囲気が合っているか

支援体制だけでなく、支援員や事業所全体の雰囲気が合っているかどうかも、確認するべきポイントです。

就労移行支援は、ある程度の期間通い続けることになるため、実際に支援をしてくれる支援員との相性や、一緒に通所することになる他の利用者との相性が合っている方が、前向きな気持ちで通えるようになります。

入所を決める前に見学や面談を行い、雰囲気が合っているかどうかも確認しましょう。

【確認ポイント】

通いやすい立地か

事業所の場所も、事業所を選ぶ際の基準の1つとなります。

就労移行支援は、最大で週5日通うことになるため、自宅から遠い場所だったり、交通の便が悪かったりすると、通所すること自体が負担になってしまいます。

そのため、事業所を決める前に、実際に通所ルートを試し、負担がないか確かめておくと安心です。

【確認ポイント】

利用者の就職実績があるか

就労移行支援を利用する目的は、一般就労をすることです。そのため、どれだけ通いやすいと感じる事業所でも、就職実績が少ない事業所では一般就労につながる可能性が低くなる可能性があります。

そのため、事業所を決める前に必ず事業所側に就職実績について問い合わせるようにしましょう。

またその際は、就職後の定着率についても合わせて確認することが大切です。

【確認すべき質問】

事業所選びチェックリスト

通うべき就労移行支援事業所を選ぶ際にチェックするべきポイントを、あらためてまとめました。

近隣に複数の事業所がある場合は、可能な限りこれらを満たす事業所を選ぶことをおすすめします。

【チェック項目】

通い始めてから事業所が合わないと気がつく場合もある

事前にしっかり調べて、自分に合った事業所を選ぶことが理想ですが、実際に通い始めてから「思っていたのと少し違う」と感じることもあります。

例えば、見学だけでは気づけなかった事業所の特徴が見えてきたり、学べる内容が自分のレベルや目標に合わないと感じる場合もあるでしょう。

そのような時は、無理に通い続ける必要はありません。希望すれば、退所や別の事業所への変更も可能です。退所を検討する際も、事業所に相談すればスムーズに対応してもらえますので、安心して相談してください。

体調に不安が出てきたり、就職の見通しが立ちにくいと感じるときは、思い切って環境を変えることも前向きな選択肢のひとつです。必要に応じて、別の方法や支援(転職エージェントなど)を受けながら転職/就職を目指すことも検討してみてください。

就労移行支援の退所については、こちらの記事「就労移行支援を辞めたい時!スピーディーな辞め方と退所後の就職方法を紹介」にて詳しく解説しています。

就労移行支援の探し方

続いて、就労移行支援事業所を探すための方法を紹介します。

役所へ相談する

自分が住んでいる地域の役所で相談すると、周辺地域の事業所を紹介してもらえます。

その場で事業所選びの相談をすることも可能で、さらにその後の手続きに関する説明も受けることができます。

自分で探すことに不安を感じている場合は、まず役所への相談がおすすめです。

専門機関へ相談する

役所とは別で、就労移行支援をはじめとする福祉支援に関する相談を受け付けている機関もあります。

【支援機関の例】

上記の機関では、就労移行に関する相談以外にも、生活面や就労面の相談をすることができる点もメリットです。

インターネットで検索する

就労移行支援事業所は、それぞれ公式サイトを所有していることが多いため、インターネットで検索して探すこともできます。

「渋谷(住んでいる地域)就労移行支援」というように、自分が住んでいる地域や通いやすい地域を当てはめて検索することで、該当地域の事業所を一覧で確認できます。

自宅から探すことができ、さらに公式サイトで情報を確認することもできるため、役所などへ相談に行く前にまずはインターネットで検索して、基本的な情報を把握しておくこともおすすめです。

障害者雇用バンクが運営する「エラビバ就労移行支援」についてはこちらからご確認ください。

就労移行支援に通うまでの手順

自分が通いたいと思う事業所が見つかったら、下記の手順に沿って手続きを進めましょう。

各手順の具体的な解説は、こちらの記事「就労移行支援事業所に通い始めよう!利用登録・契約の方法は?」にて詳しく解説しています。

また、受給者証の取得にもいくつかの手続きが必要になります。受給者証の取得方法については、こちらの記事「就労移行支援の利用条件・対象者や料金・利用の流れを解説」にて詳しく解説しています。

【まとめ】就労移行支援の選び方

就労移行支援の事業所を選ぶには、「自分のゴールに合っているか」「信頼できる支援体制か」「無理なく通えるか」がカギです。

<事前確認ポイントまとめ>

<次のステップ>

自分に合った事業所を選び、就労への第一歩を踏み出しましょう。

すぐに就労をしたい人は転職エージェントがおすすめ

就労移行支援は、最大で2年間の利用が可能な代わりに、ある程度時間をかけて転職/就職準備を進めることになります。

そのため、体調が安定しており、さらにスキルや実務経験にも自信があり、すぐにでも転職/就職がしたいという人には、就労移行支援ではなく障害者雇用専門の転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントでは、障害や難病の症状に応じて就業可能な求人の紹介を受けることができ、転職/就職活動全般のサポートを無料で受けることができます。そのため、スムーズに転職/就職活動を進めることができ、最短で2週間での内定獲得も可能です。

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