障害者のためのプログラミング訓練を活用してエンジニアになる方法

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「未経験からエンジニアになるのは無理なんじゃ…」今回はそんな悩みを解決します。実は就労移行支援施設や、障害者向けの職業訓練校を活用することで、未経験からエンジニアになることは十分可能です!

今回は、この就労移行支援施設や職業訓練校について解説しながら、未経験からエンジニアになる方法や転職した後のキャリアプランまで紹介します。

エンジニアにはどんな種類がある?

それではまず、エンジニアという仕事について解説します。

エンジニアの種類

「エンジニア」と一口に言っても、複数の職種に分かれており、それぞれ担当する業務や必要なスキルには違いがあります。

  1. システムエンジニア(SE)
  2. クライアントの要望を基に、システムを設計することが主な仕事になります。また設計後の開発も担当することが多く、ソフトウェアエンジニアと呼ばれることもあります。

  1. プログラマー
  2. システムエンジニアが作成した設計書を基にプログラミングを行い、求められる機能を実装をする仕事です。またプログラマーにもwebプログラマーやアプリケーションプログラマーなどいくつかの種類があり、それぞれで使用するプログラミング言語に違いがあります。

  1. インフラエンジニア
  2. サーバー構築やネットワーク管理など、ITの基盤となる部分を管理や復旧作業などを担当する仕事です。ITインフラは24時間常に安定した稼働が求められるため、夜間などに急な対応が必要となる場合もあります。

  1. ネットワークエンジニア
  2. ITインフラの中でも、ネットワークシステムを専門に担当する職種です。ネットワークに関する専門知識と技術を用いて、ネットワークシステムの設計開発や保守運用を担当します。

  1. webエンジニア
  2. webサイトなど、web関連のシステムの設計開発や保守運用を担当する仕事です。専門性が高く、また技術の進歩が早いため、常に最新の情報を知っておく必要があります。

上記に挙げた以外にも、サーバーエンジニアやフロントエンドエンジニアなど、10以上の職種に分類されます。

本記事では、障害者の方がエンジニアとして活躍するためのキャリアパスや、そもそも未経験からエンジニアになるために必要なステップなどについて詳しく解説していきます。

プログラマーとして経験を積んでシステムエンジニアに!

まず一般的なエンジニアのキャリアパスについてざっくりと解説した後、未経験からエンジニアになるための手順を一から解説します。

エンジニアとしてのキャリアパスとしては、まずプログラマーとして経験を積むことから始めるのが一般的です。

まずはテスト業務などの基本的な業務から開始しプログラマーとしての基礎を身に付け、次に保守業務を担当することで経験を重ねます。保守業務とは、システムを維持管理し、安定的に稼働させる業務です。システム障害を未然に防ぐためのアップデート作業や、万が一システム障害が発生した際の復旧作業を担当します。そしてプログラミングの業務を担当できるようになれば、プログラマーとして一人前と見られるようになります。

プログラマーとしての業務を一通り経験してから、システムエンジニアとしてクライアントの要望を設計書に落とし込んだり、webエンジニアとして他のプログラミング言語を習得したりするなど、エンジニアとしてキャリアアップが可能となります。プログラマーからシステムエンジニアやwebエンジニアにキャリアアップすることで、より専門的な業務が担当できるようになり、給与もそれに比例して高くなります。

それではここから、未経験からプログラマーになるための方法を順を追って解説します。

プログラミングが学べる就労移行支援とは?

未経験の職種への就職や転職を目指すのであれば、プログラマーに限らず就労移行支援の利用がおすすめです。

就労移行支援とは

就労移行支援は、働く上で必要なスキルを身に付けたり、転職活動のサポートを受けることができる施設です。

就労移行支援で学ぶことができるスキルには、主に下記のようなものが挙げられます。

このように、一般就労で必要なスキルを、自分が目指すキャリアに合わせて習得することが可能です。 就労移行支援については、こちらの記事『「就労移行支援」は「就労継続支援」とどう違う?メリットとデメリットも解説!』で詳しく解説していますので、ぜひご参考ください。

プログラミングが学べる就労移行支援施設

プログラマーとして転職するためには、基本となるプログラミング言語を習得する必要があります。プログラミング言語が全くわからない方でも採用をしている企業もありますが、給与が低かったり、任せてもらえる業務の幅が極端に狭いなど、キャリアアップが難しい形での採用となることが多いため、選択肢を増やすためにも、基本を身に付けてからの転職をおすすめします。

就労移行支援で学ぶことができるプログラミング言語は、

などが一般的です。プログラミング言語は非常に多くのものがありますが、まずこれらの言語の中から選び、習得することで、実務未経験からでもプログラマーとしての就職、そしてキャリアアップが現実的になります。

基本的に無料で利用できる!

就労移行支援を利用する場合、前年度の年収によって使用料金が変わります。ですが就労移行支援を利用する9割以上の方が無料で利用することができています。

利用料金については、こちらの記事「就労移行支援の利用料金はいくら?対象者や利用期間など、利用条件を解説!」で詳しく解説していますので、気になる方はこちらでご確認ください。

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訓練に参加できる対象者は?

就労移行支援は、誰でも利用できる施設ではなく、下記の条件をクリアする必要があります。

もし自分が利用できるかどうかわからない場合は、お近くの役所で確認することが可能なので、ぜひ相談してみてください。

プログラミングが学べる就労移行支援の通い方

それでは次に、就労移行支援に通うまでの手順を説明いたします。

通いたい事業所を探す

まずは自分が通いたいと思う就労移行支援施設を探しましょう。

全ての就労移行支援施設でプログラミングに関するカリキュラムが実施されているわけではないので、自分が参加したいカリキュラムが実施されている移行支援を探す必要があります。

就労移行支援を探す場合は、下記の方法がおすすめです。

ネットで検索する場合は「地域名 就労移行支援 プログラミング」などで検索すると、該当施設が表示されます。

またハローワークや転職エージェントでは、自分ではなかなか探すことができない情報まで手に入れることができますので、積極的に活用しましょう。

申し込む前に体験できる

就労移行支援では、申し込む前に施設の見学やカリキュラムの体験をできる場合があります。

実際に施設に足を運び、カリキュラムを体験することで、自分がそこを利用するイメージが明確になり、入所後のミスマッチを防ぐことができます。

気になる施設が見つかったら、申し込む前に自分の目でその施設を確認してみましょう。

申し込みの手順

就労移行支援を利用するためには、いくつか自分で行う手続きがあります。その手続きの一連の流れを、簡単に紹介します。

このように、利用開始までに複数の手続きをクリアする必要があるので、ご家族など身近な人に手伝ってもらうことをおすすめします。

またそれぞれの手順の詳細については、こちらの記事「就労移行支援事業所に通い始めよう!利用登録・契約の方法は?」で解説してますのでこちらをご覧ください。

障害者のための職業訓練校でもプログラミングが学べる

実は、就労移行支援以外にもプログラミングを学べる場所があります。それが職業訓練校です。

今回はその中でも、障害者向けの職業訓練校についてとりあげます。

職業訓練校と就労移行支援の違いは?

どちらもスキルを学び、転職活動の支援が受けれる点については共通ですが、いくつか異なる点があります。

職業訓練校就労移行支援
利用期間3ヶ月〜1年最大2年間
入所時期固定指定無し
利用料金無料(教科書等は自己負担)原則無料

まず大きな違いとしては、利用期間になります。職業訓練校の場合は、受講するカリキュラムによって、明確に日程が組まれていいて、表にあるように最短3ヶ月から最長1年間受講することになります。ただ途中で就職が決まった場合は、退校することも可能です。

就労移行支援の場合は、1つの施設に通うことができる上限が2年間と決められており、就職先が決まった時点で辞めて転職する流れになります。

また職業訓練校は入校できる時期が決まっているのに対して、就労移行支援は手続きをすればいつでも入所が可能です。

最後に利用料金についてですが、職業訓練校は教材などが必要な場合自己負担となりますが、授業料や入学金などはかかりません。就労移行支援は、前述している通り、前年度の年収によって利用料金が変動しますが9割以上の方が無料で利用されています。

これらを踏まえて、ご自身の状況に合わせてより適している方を選ぶようにしましょう。

職業訓練校でもプログラミングが学べる!

職業訓練校は就労移行支援と比べて、学べる分野の範囲が広く、もちろんプログラミングについても学ぶことができます。

職業訓練校のカリキュラムには、情報セキュリティやネットワークの基礎知識や、各種プログラミング言語を使用したプログラムの設計開発の知識などを学ぶことができるカリキュラムがあり、就労移行支援と同様にプログラマーとしての基礎知識を身に付けられます。

職業訓練校と就労移行支援でカリキュラムに違いなどはありますが、学べる内容が大きく異なることなどはございませんのでご安心ください。

職業訓練校に通う方法とは?

最後に職業訓練校に通う手順について、簡単に解説します。

まずは就労移行支援を探す際に同様に、自分が通いたい訓練校を探す必要がございます。ただ職業訓練校は基本的には公的な施設となっており、就労移行支援施設と比べ施設数が少なくなっています。

そのため、まずは居住地域のハローワークに行き、通える範囲に職業訓練校があるか確認しましょう。

次に申込手続きは、以下の順序で行われます。

職業訓練校も就労移行支援と同様に、複数の手続きが必要となります。また就労移行支援より数が少なく、入校時期も限られていることもあり、倍率が高くなる傾向があるのでご注意ください。

参考文献:国立職業リハビリテーションセンター 職業訓練生募集要項

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就労移行支援からプログラマーに転職するために

それでは、これまでの内容も踏まえながら、未経験から就労移行支援を活用しプログラマーとして転職するために、知っておくべき情報を解説します。

プログラマーに必要なスキル

プログラマーとして働くために必要なスキルを簡単に紹介します。

まずプログラミングに関する知識についてですが、これは当然必要になります。ですが未経験の場合は、入社時点で専門性の高い知識までは求められないので、就労移行支援で学べることを確実に身に付けましょう。

次にコミュニケーションスキルについてです。プログラマーやエンジニアというと、黙々と一人で作業をするといったイメージを持たれるかもしれませんが、一緒に働く方との協力も必須ですし、場合によっては顧客と直接やりとりをすることもあります。ですので、会話相手が求めていることを理解し、自分が伝えたいことを正確に伝えられるよう、普段から意識して人と接するようにしてみましょう。

そして最後になりますが、プログラマーとしてキャリアアップしていくためには、新しい知識を学びスキルを更新し続ける必要があります。そのため、ただ担当業務をこなすだけでなく、自主的に勉強を続け、新しい知識やスキルを身に付けるようにしましょう。

他にも情報収集能力や集中力など、必要なスキルはたくさんありますが、その中でもこの3つ(プログラミングに関する基礎知識・コミュニケーションスキル・学習する意欲があること)は必須となりますので身に付けていきましょう。

プログラマーのキャリアプランとは?

最後になりますが、未経験からプログラマーになった後、どういったキャリアプランが考えられるのか、改めて解説します。

先ほどもお伝えしたように、プログラマーとしての知識や経験は、その後どんなエンジニアになるとしても基盤となります。なのでまずはプログラマーとして経験を重ねましょう。

プログラマーとして一定の経験を積むと、各種エンジニアにキャリアアップをすることになります。これも先ほどお伝えしてますが、エンジニアには多数の職種があり、それぞれで担当する業務や関われる事業に違いがあります。プログラマーとして経験を積みながら自分がどんな仕事をしたいのかを考え、その先のキャリアを選択しましょう。

エンジニアは、できることが増えるとそれが給与アップに直結しやすい職種です。また転職や独立も比較的しやすい職種でもあります。自分の理想のキャリアを見つけるためにも、まずは、プログラマーとしてのキャリアをスタートしてみましょう。

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