高安動脈炎の人に向いてる仕事・おすすめ求人3選

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高安動脈炎は、大動脈などの主要な動脈に炎症が発生することで、血管の変改を引き起こす病気で、指定難病に該当します。

本記事では、高安動脈炎が仕事に与える影響や具体的なおすすめの仕事について解説しました。

高安動脈炎とは

まずは高安動脈炎について、具体的に解説します。

高安動脈炎の概要

高安動脈炎は大動脈と主要な動脈に原因不明の炎症が発生することで、血管が狭窄・閉塞したり拡張(瘤を形成)したりする血管のリモデリング(変形)を引き起こす病気で、指定難病に該当します。

高安動脈炎は血管炎症候群に分類され、脳や心臓、腎臓といった臓器に血流が十分送られなくなることによって、様々な臓器障害を引き起こしたり、手足への血流不全から手足が疲れやすくなったりします。

発症者の9割が女性とされており、さらに10代から30代の若年層での発症が中心になっています。

出典:国立循環器病研究センター難病情報センター

高安動脈炎の症状

高安動脈炎では、どの部分の血管が変形したかによって異なる症状が発現します。

まず初期症状として、発熱、全身倦怠感 、食欲不振、体重減少といった症状が出ることが多いです。

その後、変形した血管の部分によって異なった症状が発現するようになります。

【症状の例】

出典:国立循環器病研究センター

高安動脈炎の治療法

高安動脈炎の病態はまだ不明点が多く、完治が難しい病気ですが、血管炎の抑制にステロイド治療が有効であるため、炎症が抑まった状態を維持することを目的として治療を進めます。

一般的には、プレドニゾロンなどの副腎皮質ステロイドを第1選択薬として使用します。炎症が強く、副腎皮質ステロイドの減量が進められない場合には、免疫抑制薬や生物学的製剤を使うこともあります。

高安動脈炎は長い臨床経過をとりますが、炎症はやがて沈静化し、ステロイド単独での緩解導入治療で炎症が治まる人は約3割程度と言われています。

血管の炎症によって血流が低下することで日常生活に影響が出ている場合は、血管のバイパス手術を行うこともあります。

出典:しおや消化器内科クリニック榊原記念病院

高安動脈炎が仕事に与える影響

高安動脈炎は、遺伝的要因を背景として、何らかの感染症やストレスがきっかけとなって発症に至り、血管での炎症が持続することが原因だと考えられています。

そのため、長時間労働やクレーム対応、過度なプレッシャーがかかる仕事など、ストレスがかかりやすい仕事は避ける必要があります。

また、感染症を防ぐ観点で、満員電車の乗車や接客業など、不特定多数の人と接する機会を減らすことも重要になります。

高安動脈炎の症状は人によって異なりますが、めまいや立ちくらみ、上下肢に関する症状がある場合は、怪我をする危険や事故に繋がる可能性があるため、肉体労働や立ち仕事・車を運転する仕事は避ける必要があります。

また、臓器に症状がある場合は、事故に繋がる可能性があるかかることで症状の悪化を引き起こす危険があるため、同様に体力を消耗する仕事はおすすめできません。

出典:国立循環器病研究センター

高安動脈炎の人に向いてる仕事

高安動脈炎の人には、身体的な負担が少なく、さらに周りのサポートも受けやすいデスクワークの職種がおすすめです。

【職種例】

デスクワークは上記で解説したメリット以外にも、在宅ワークができるというメリットもあります。

在宅ワークをすることで、通勤時やオフィスで人と接する必要がなくなり、感染症のリスクを軽減できるため、転職先を選ぶ時は在宅ができるかどうかについても確認するようにしましょう。

高安動脈炎の人におすすめの求人3選

JCB

【求人情報】

こちらは株式会社JCBが募集しているオープンポジションの求人です。

オープンポジションでの募集となるため、最初から業務が決められているのではなく、自分の経験や希望に応じて、最適な部署への配属となり、そこで業務が決定します。

障害者雇用での採用となるため、適切な障害への配慮を受けることができ、さらに自分の希望に沿ったキャリアプランの実現が可能です。

株式会社JCBの求人はこちらからご覧ください。

エクスウェア

【求人情報】

こちらはエクスウェア株式会社が募集しているエンジニアの求人です。

募集条件は高めに設定されていますが、同社ではさまざまな案件を請け負っているため、エンジニアとしてステップアップしたい人におすすめの求人です。

さらに、完全在宅勤務も可能となっているので、感染症のリスクを下げることができる点でもおすすめの求人です。

エクスウェア株式会社の求人はこちらからご覧ください。

ジョンソン・エンド・ジョンソン

【求人情報】

こちらは、ジョンソン・エンド・ジョンソンが募集している事務職の求人です。JCBの求人と同様に、本人の希望と経験に応じて適切なポジションへの配属となります。

こちらの求人は完全在宅ではありませんが、出勤と在宅勤務を合わせたハイブリッド勤務が可能です。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の求人はこちらからご覧ください。

高安動脈炎の人は障害者雇用で働ける?

障害者雇用では、障害に対する適切な配慮を受けながら働くことができるため、障害を持っている人にとっては最適な働き方です。

障害者雇用での就労のためには、障害者手帳の取得が必須になりますが、高安動脈炎自体は障害ではなく難病に該当するため、高安動脈炎を発症した際に、確実に障害者手帳を取得できるとは限りません。

高安動脈炎によって障害者手帳を取得するためには、上下肢や内臓に発現している症状が、障害に該当すると認定されることが条件になります。

【例:心臓機能障害の認定基準】

出典:兵庫県公式サイト

障害者手帳の取得には、主治医から診断書を受け取る必要があるため、手帳の取得を希望する場合はまず主治医に相談しましょう。

高安動脈炎で障害年金は受け取れる?

高安動脈炎によって、就労や日常生活に大きな影響が出ている場合、障害年金を受給できる可能性があります。

障害年金は、障害厚生年金と障害基礎年金に分類され、さらにそれぞれ病状や障害の重症度によって1~3級に分類されます。

また障害年金と障害者手帳では、認定基準が異なるため、障害者手帳を受け取れたからといって必ず障害年金が受給できるわけではなく、反対に障害者手帳を受け取れなくても障害年金だけ受給できることもあります。

【参考:障害年金における運動障害の認定基準】

障害年金を受給するには、障害者手帳と同様に主治医の診断書が必要になるため、障害年金の受給を希望する場合も、まずは主治医へ相談するようにしましょう。

出典:社労士事務所ウィル

事例1. 障害厚生年金3級に認定されたケース

こちらのケースでは、健康診断で毎回血圧が正確に測定できないことが病気発覚のきっかけとなりました。

正確な診断が出る一年ほど前から、倦怠感や片頭痛の症状が出るようになり、受診したところ、高安動脈炎と診断されました。

その後、倦怠感や偏頭痛の症状が悪化し、それまで行っていたフルタイムでの事務職勤務が難しくなり、パート勤務に切り替えることになりました。

結果として、高安動脈炎が日常生活に大きな影響を及ぼしていたことで障害厚生年金3級と認定され、障害年金の受給が決定しました。

出典:京都障害年金相談センター

事例2. 障害基礎年金2級に認定されたケース(20代・女性)

こちらのケースでは、初診から8年以上が経過してからの障害年金申請となりました。

大学卒業直前に高安動脈炎を発症したことで、内定を取得していたにもかかわらず就職ができなくなってしまい、さらには両親が貯めていた貯蓄のほとんどを治療のために費やすこととなりました。

そのタイミングで障害年金の存在を知り、申請したところ、障害基礎年金2級と認定されました。また、5年間の遡及が認められ、約430万円(年額約78万円)を受給することができました。

出典:香川障害年金サポートセンター

高安動脈炎の人が向いてる仕事に転職する方法

最後に、高安動脈炎の人が向いてる仕事に転職する方法について解説します。

体調が不安定な人は就労移行支援がおすすめ

就労の意思はありながらも、体調面の不安などですぐに働くことが難しい場合は、まず就労移行支援を利用することをおすすめします。

就労移行支援では、一般就労に役立つスキルを学びながら、転職活動の具体的なサポートを並行して受けることができます。

就労移行支援を利用する最大のメリットは、PCスキルやプログラミングといった一般就労で役立つ実践的なスキルを、基本的なレベルから学ぶことができる点です。

【就労移行支援で学べる業務スキル】

自分の体調に合わせながら、無理のないペースで就職活動や転職活動を行いたい方におすすめの方法です。

就労移行支援については、こちらの記事『「就労移行支援」は「就労継続支援」とどう違う?メリットとデメリットも解説!』にて詳しく解説しています。

また、私たち障害者雇用バンクでは、就労移行支援事業所「エラビバ就労支援」を運営しています。関東で就労移行支援事業所をお探しの場合は、ぜひ無料見学にお越しください。

体調が安定している人は転職エージェントがおすすめ

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【転職エージェントのサポート内容】

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また、場合によっては、一般には公開されていない非公開求人を提案してもらえる可能性もあるため、自分の力だけでの就職活動や転職活動と比較して、就業先の選択肢が広がります。

転職エージェントと近いサービスにハローワークがあります。転職エージェントとハローワークの違いは以下の通りです。

料金 運営方法 サポート体制 求人の数 求人の質 拠点
ハローワーク 無料 税金で運営 担当者ごとにばらつきあり 多い 玉石混交 全国各地
転職エージェント 無料 企業から紹介料を得て運営 専門の転職コンサルタントが手厚くサポート 少ない(ハローワークと比較すると) 選ばれた求人のみ掲載 エージェントによる ※Web会議や電話で相談できる場合もある

可能な限り早く就職や転職を希望する場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。

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