足が悪くてもできる仕事・下肢障害者おすすめの求人を紹介

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足に障害がある場合、私生活と仕事それぞれでさまざまな苦労やハンデが生まれます。

今回は、下肢障害者におすすめの求人情報や、足が不自由な人が働く上で注意するべきポイントなどについて、詳しく解説します。

足が不自由になる障害とは?

下半身に欠損や麻痺など何かしらの障害が発生し、足が不自由になった状態のことをかし障害といいます。

下肢障害には、様々な症状があり、下記の6つに分類されます。

障害の症状によっては、義足や杖、車椅子を利用することになる場合もあります。

上肢障害と下肢障害、そして体幹障害をまとめて「肢体不自由」と分類され、身体障害者の約5割がこの肢体不自由に該当する障害を持っています。

下肢障害が仕事に与える影響

下肢障害がある場合、安定した自立歩行が難しいことが大半であるため、力仕事や移動を伴う仕事は身体的に難しいです。

また、出勤自体が大きな負担になることも少なくありません。

オフィスには基本的にバリアフリー環境が必須になるため、オフィスにバリアフリー環境が整っていないことが理由で転職先として選べないこともあります。

足が悪くてもできる仕事とは

下肢障害の人に向いてる仕事や働きやすい条件について解説します。

下肢障害者に向いてる仕事

下肢障害は、立ったり歩いたりすることに対して、特に大きな影響を与える障害です。そのため、症状にもよりますが、座ってできる仕事であれば、仕事への影響を最小限に抑えながら働くことができます。

【下肢障害者に向いている職種例】

中でも一般事務職は、障害者枠求人の中でも求人数が多いので、転職しやすいというメリットもあります。

また、職場にバリアフリーの環境が整っていることが前提になりますが、車椅子を利用しながら企業で活躍している方も多数います。

以下の記事では、下肢障害を持ちながら大塚商会で人事の仕事をこなす土屋さん、同じく下肢障害を持ちながら、CCCで法務部門の責任者ポジションを担う中路さんと人事部所属の斎藤さんのインタビューを紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。インタビューを紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

※大塚商会・土谷さんのインタビューはこちら『「成果を正当に評価する会社なんです」——大塚商会・土谷知子さんに聞く、障害の有無に関係ない評価制度

※CCC・中路さん、斎藤さんのインタビューはこちら「障害を受け入れた私と、受け入れられなかった私——CCCで働いて分かった、幸せなワークスタイルの築きかた

下肢障害者が働きやすい条件

下肢障害者が働きやすい条件について、具体的に解説します。

バリアフリー環境が整ったオフィス

車椅子を利用していたり、段差を乗り越えることが難しい人の場合、オフィスのバリアフリー環境が必須です。

トイレやエレベーター、オフィス内に段差があるか無いかなど、入社する前に自分が働く上で無理がないかを確認しましょう。

在宅勤務や時差出勤ができる

下肢障害があると、通勤ラッシュに巻き込まれながらの出勤は負担が大きくなります。また、それだけでなく、ぶつかられたり押されたりした際に、大怪我につながる可能性もあります。

時差出勤や時短勤務は、通勤ラッシュ時を避けられるため、下肢障害者が働きやすい条件の1つになります。

また完全リモート勤務であれば自宅で仕事ができるため、通勤の負担や、オフィスのバリアフリー環境を心配することなく働くことができます。

障害への正しい理解と配慮がある

リモートワークや時差出勤が許可されていたり、障害によって業務内容を調整することができるなど、障害理解がある職場は、下肢障害者が働きやすい職場であると言えます。

障害者が働きやすい環境について、多くの障害者が活躍しているCCCで働く、中路さんと斎藤さんのコメントを紹介します。

『CCCには「障害者の方にはこういった態度で接しましょう」といったルールが存在しません。困った人がいたら、その人を助ける文化が当たり前にあります。』

『障害者か健常者を問わず、人として向き合ってくれる会社だと思います。それぞれが抱える課題に対し、個別最適で対応してくれることが少なくありません。 たとえばですが、私は今日、中国出張の帰りなんです。私は車椅子利用者なので、飛行機の移動が大変です。そうしたときは「この案件は中路の協力が必要だ。でも中路は車椅子利用者だから、車椅子でも利用しやすい飛行機にしよう」という意思決定になる。』

このように、CCCでは個人個人に合わせて最適な配慮を受けながら働くことができます。転職先を選ぶときは、職種や条件だけを見るのではなく、こういった点についても確認しましょう。

足が不自由な人におすすめの求人例

実際の求人例を紹介します。

大塚商会

【求人情報】

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こちらは先ほども紹介した大塚商会の営業事務の求人です。

営業職の人のサポートが主な業務で、電話対応や書類関連の業務を担当することになります。

大塚商会の本社は、車椅子の人でも働ける環境が整っているため、足が不自由な人でも安心して働けます。

興味がある方はぜひこちらから応募してみてください。

SHIFT

【求人情報】

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社内で働く人が利用するツールやシステムの開発が担当業務になります。

開発エンジニアの経験があることが応募条件に含まれているため、応募条件は高く設定されていますが、給与も一般枠の求人に見劣りしません。

興味がある方はぜひこちらから応募してみてください。

ユーザベース

【求人情報】

詳細はこちら

企業の情報や人物に関する情報のデータ入力業務が主な業務になります。

こちらの求人は、完全在宅での勤務が許可されているため、通勤に不安がある人に特におすすめの求人です。

興味がある方はぜひこちらから応募してみてください。

足が不自由だと障害者雇用で働ける?

足に何かしらの障害があり、障害者手帳が取得できた場合は、障害者雇用で働く権利が与えられます。

障害者手帳の取得は、障害等級が6級~1級に認定された場合に、対象となります。

【1級】

【2級】

【3級】

【4級】

【5級】

【6級】

【7級】

出典:障害者ハンドブック

障害等級が7級と認定された場合は、障害者手帳の取得はできません。しかし、上肢障害や体幹障害など、他の障害も含めて2つ以上の障害でそれぞれが7級と診断された場合は、総合して6級という判断になり、障害者手帳が取得できます。

上肢障害については、こちらの記事「手が不自由でもできる仕事は?上肢障害者におすすめの求人」にて詳しく解説しています。

足が不自由な人には在宅勤務が最もおすすめ

働き方の選択肢は複数ありますが、足が不自由な場合は在宅勤務が最もおすすめです。

在宅勤務だと働きやすい理由

足が不自由な人にとって、通勤は大きな負担になります。健常者と比べて、同じ距離を進むためにかかる時間も使う体力も多くなったり、物理的に通行できない場所もあるため通勤路が限られたりします。

また車椅子の場合は、乗車駅と降車駅それぞれの準備が整わないと乗車が許可されず、満員電車だとスペース的に乗車できないこともあります。

それだけでなく、危険も数多くあります。駅のホームを歩いているときにバランスを崩したり人にぶつかったりすれば大事故にもつながりますし、車椅子の場合は高さがないため、周りの人に気づかれずにぶつかられることもあります。

しかし在宅勤務であれば、そもそも通勤する必要がな いため、そういった危険や負担がなくなり、オフィスのバリアフリー環境も必要なくなります。

在宅勤務ができる仕事に転職するためには

在宅勤務で働くためには、それを前提に求人を選ぶ必要があります。

職種によって在宅勤務ができるものとできないものがあります。

【在宅勤務が可能な職種例】

また、会社のルールとして「在宅勤務OK」としている会社と、「在宅勤務はNG」としている会社が存在します。

在宅勤務で働くためには、在宅勤務が可能な職種を選んだ上で、会社自体が在宅勤務制度を取り入れているかどうかも、転職先を選ぶ際に注視しましょう。

なお、在宅勤務は基本的に未経験の職種では難しくなります。未経験の場合、特に最初のうちは、仕事のやり方を教わったり、逐一チェックしてもらったりする必要がありますが、在宅勤務だとそれらがやりづらくなってしまうためです。

そのため、もし未経験の職種で在宅勤務をしたい場合は、就労移行支援や職業訓練校を活用して、実践的なスキルを身につけた上で転職するか、慣れるまでは通勤し仕事が覚えられたら在宅勤務に切り替えるようにしましょう。

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