障害者雇用でも正社員になれる?求人例や正社員になる方法を紹介

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障害者雇用では、正社員雇用よりもパートやアルバイト、契約社員といった非正規雇用の求人が多い現状があります。

今回は、障害者雇用に正社員求人が少ない理由や正社員で働く方法、実際の正社員求人につい解説、紹介します。

本記事を参考にして、正社員を目指してみませんか?

障害者が正社員になるのが難しい理由と解決策

障害者の方が正社員で働けない理由には、企業が障害者の雇用に次のような不安を抱えている点が挙げられます。

障害者の方が正社員になるためには、これら企業の不安を解消する必要があります。具体的にどのようにすべきか、解決策をご紹介します。

長く勤められる仕事を選ぶ

正社員の採用には手間もお金もかかり、企業は雇用したからには長く勤めてほしいと考えています。障害者の方も正社員として働く以上は、すぐには辞めないことが大切です。 障害を持ちながらの仕事には大変なことも数多くありますが、簡単に退職せずに働き続けることが求められます。

長く勤めるためには、自分に合った求人に応募することが大切です。求人票には給料や勤務時間・休日といった条件が書かれていますが、条件の善し悪しだけで応募先を決めるのは好ましくありません。 仕事の内容をしっかりと読み、自分の障害特性に照らし合わせて長期にわたって働き続けられるかどうかを考えることが必要です。

例えば精神的負担によってダメージを受けやすい精神障害者の方にクレーム対応の仕事、他人とのコミュニケーションが苦手な発達障害者の方に営業の仕事は向いていません。給料が高い、勤務時間が短い、休日が多いというような条件だけで応募しても、長続きしないだろうと判断され、不採用になってしまうと考えられます。

障害の特性から精神障害のある方には突発的なトラブルがあまり起こらない定型的な仕事、発達障害者の方はプログラミングのような一人で作業する仕事に向いています。向いている仕事に付いた方が長く勤められるので、仕事を選ぶ際はまず内容が自分の障害に適しているかをチェックすることが重要です。

スキルを身につけたり資格を取ったりする

一般的にパートやアルバイト、契約社員で働くよりも正社員として働いた方が、高い給料を得ることができます。正社員にはパートやアルバイト、契約社員には任せられないような重要度の高い仕事が任せられるからですが、そうした仕事は誰でもすぐ、簡単にできる内容のものではありません。 知識を得たり経験を積んだりしながら徐々にできるようになっていくものですが、障害者の方には難しいと思われてしまう場合もあります。

しかし、あらかじめ仕事に必要な知識や経験を身につけていれば、このような企業の不安を解消することができます。正社員として働ける可能性を広げるため、積極的に次のようなスキル習得や資格取得を図ることをおすすめします。

事務Word・Excel、パソコン
経理簿記
SE・プログラマープログラミング
WEB制作Illustrator・Photoshop、WEBデザイン

必要な配慮・対応をきちんと伝える

障害者雇用で働く場合、障害に対する配慮が必要になる場面があります。

例えば、

などです。

障害は仕事をする上でマイナス要素になりやすく、どうしても隠しておきたいという心理が働きます。「こうして欲しい」という要望があっても「わがままだと思われないか?」「面倒だと敬遠されないか?」などと考えてしまい、言い出しにくい気持ちも理解できます。

しかし、会社にしてみれば必要な配慮や対応が伝えられないことの方が後々になって困ってしまいます。障害があっても工夫や周囲からの支援によって克服し、働いて活躍することができます。どのような配慮・対応が必要か、きちんと伝えるようにしましょう。

精神障害者が正社員になるには?

精神障害には症状が変動しやすく、一定の状態が保ちにくいという特徴があります。気分の浮き沈みが激しく、それに伴って日常生活にさまざまな支障が生じます。仕事にも大きな影響が出る可能性があるため、精神障害者の方の就労には他の障害よりも多くの困難な点が存在します。

しかし2018年に法定雇用率の計算に精神障害者の方もカウントされるようになったことにより、精神障害者の方の雇用に積極的な企業も増えてきています。症状や状態を一定に保つことが難しい点、また偏見が残っていることから正社員はかなりの難題となっていますが、決して越えることのできない壁ではありません。

精神障害者の方が正社員として働くためには、次の2点をきちんと伝えることが大切です。

会社は採用した精神障害者の方が働くことにより症状や状態を悪化させてしまうことなく、体調を維持したまま継続勤務できることを望んでいます。しかしどのようなことを負担に感じ、どの程度までなら無理ではないのかがわからないと不安に感じ、正社員として採用することができません。

精神障害者の方が苦手とする仕事には納期が決まっているもの、かなりの正確性が求められるもの、繁閑の差が激しい仕事といったものが挙げられますが、個人差があったり他に苦手なものがあったりします。労働時間や休憩の取り方などで特に受けたい対応・配慮も、しっかりと伝えるようにしましょう。

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障害者雇用で正社員として働く方法

障害者雇用で正社員として働く方法について解説します。

非正規雇用から昇進する

まず1つ目の方法は、非正規雇用で入社し正社員に昇進する方法です。

求人によっては、非正規雇用として働いた後、正社員に昇進できる場合があります。しかし、正社員に昇進するための条件については会社次第なので、この方法で正社員を目指す場合は下記の内容を意識して働きましょう。

まず大前提、正社員で働くためには体調を整え、安定して出勤できなければいけません。正社員になりたいと無理をして体調を崩してしまっては本末転倒なので、常に体調に気を使うようにしましょう。

また遅刻が多かったり、社内のルールを破ったり、勤務態度に問題があると正社員転換はされません。それどころか会社を辞めさせられてしまう可能性もあるので、勤務態度にも注意しましょう。

最後に、できる業務が増えると昇給や昇進につながります。仕事に慣れてきたら、様子をみて新しい仕事にも挑戦してみましょう。

経験を積み正社員として転職する

次に、非正規雇用で働きながら経験を積み、正社員として転職する方法です。正社員として転職するためには、その分高いハードルを乗り越えなければいけないため、

などして自分自身の市場価値を高めていきましょう。

また繰り返しになりますが、もちろん体調を安定させることも忘れてはいけません。転職時に会社に安心して採用してもらえるように、体調に気を配りながら努力を重ねてみてください。

そうすることで、正社員としての転職が現実的になります。

障害者雇用の正社員求人例

それでは最後に、障害者雇用バンクに掲載されている正社員の求人をいくつかご紹介します。

【株式会社大塚商会】

関連記事:「成果を正当に評価する会社なんです」——大塚商会・土谷知子さんに聞く、障害の有無に関係ない評価制度

【大陽日酸株式会社】

関連記事:障がい者専用の基準はいらないーー「人が辞めない会社」大陽日酸が生み出す社員の活躍

【株式会社リンクレア】

【株式会社アートフリーク】

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