障害者雇用の求人はどうやって見つける?自分に合った企業で働くために!
身体障害・知的障害など、障害の種類はさまざまで、等級も人それぞれ。
しかし、障害者採用への理解は、まだまだ低い。
そのため、「自分の障害に配慮してくれる求人なんてあるの?」「転職は初めてで、何から始めたらいいのか分からない」「今の会社より環境が悪くなったらどうしよう…」など、悩みを抱えている人が少なくありません。
健常者「一般採用枠」と障害者の「障害者雇用枠」を比較すると、後者は求人数も少ない上に、倍率も高い。
自分に合った求人が見つけられず、焦ってしまう人もいるでしょう。
そこで、障害者雇用を推進する障害者雇用バンクが、転職を考えている障害者の方向けに、求人情報の入手方法を詳しく紹介します。
障害者採用における求人の探し方
基本的に、障害者の求人の探し方は以下の4つになります。
- ハローワークで求人を探す
- 就職・転職サイトで求人探す
- 人材紹介会社経由で求人を探す
- 就職フェアや合同説明会で探す
1.ハローワークで求人を探す
ハローワークとは、厚生労働省が運営する、就職先を無料で紹介してくれるサービス。
求人件数が多く、障害のある方の就職件数も豊富なことが特徴です。
障害者雇用に関して「専門職員」に相談出来るため、障害者専用の求人を積極的に紹介してもらえます。
しかし、企業側が無料で掲載できる求人なので、質が充実しているとはいえないのが現状です。
2.就職・転職サイトで求人探す
就職・転職サイトとは、求人情報が一覧で載っているサイトのことです。
掲載されている求人の中から、条件で絞り込むことができ、自分に合った条件で検索することができます。
また、一社あたりの情報量が多いことも特徴的です。
優良な求人が多いことがハローワークとの違いですが、就職活動に関して相談できる相手がいないことがネックです。
転職経験が豊富であれば話は別ですが、初めての転職には、若干の不安があるかもしれません。
3.人材紹介会社経由で求人を探す
人材紹介会社とは、厚生労働大臣の許可を受けて職業を紹介する民間企業のことです。
障害者専門の人材紹介会社に登録することで、専属のエージェントに就職活動の相談をしたり、それぞれの障害に合った求人の紹介してもらうことができます。
企業側もお金を出して求人を出すため、ハローワークなどでは公開していない求人もあったり、具体的な職場環境など、詳細な情報を知ることができます。
しかし人材紹介会社は、会社のため売上を上げなければりません。
そのため、無理やりにでもミスマッチ求人を紹介してしまう企業が、稀に存在するのも事実です。
人材紹介会社を利用する場合は、「任せても良い人材紹介会社であるか」をしっかりと見極めながら活用しましょう。
4.就職フェアや合同説明会で探す
障害者雇用専用の「就職フェア」や「合同説明会」とは、企業がブースを出店し、自社の強みをアピールする、いわゆる「企業説明会」です。
障害者雇用を促進したい企業が一堂に会するため、効率よく求人に関する相談や面接ができます。
実際に企業側の生の声を聞くことができ、社員の雰囲気なども感じられるので、「なんとなく、就職や転職を考えている」方は、ぜひ参加してみてください。
きっと、転職活動に関する収穫があるでしょう。
日本最大級の障害者向け求人サイト
「障害者雇用バンク」
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