適応障害で障害者手帳をもらえる条件・申請手順・もらえないケースも紹介
適応障害は、原則として精神障害者保健福祉手帳の対象外とされています。これは、適応障害が「特定のストレス要因が解消されれば、6か月以内に改善するとされている疾患」であるためです。 ただし、以下のような場合は例外的に障害者手帳の交付対象となることがあり、認定される場合は、2級または3級になるケースが多いとされています。 ・症状が長期化している場合 ・うつ病や発達障害など、他の精神障害を併発している場合 ・日常生活や社会生活に著しい支障が続いている場合 この記事では、適応障害で障害者手帳を取得できる条件や判断のポイント、申請手順、取得することで受けられるメリットについて、わかりやすく解説します。
適応障害とは
適応障害の概要
適応障害とは、特定のストレスが原因で心身のバランスが崩れ、日常生活や社会生活に支障をきたす状態です。環境変化や出来事に対して過剰に反応し、うつ病など他の精神疾患の診断基準には至らないものの、明らかに正常の範囲を超えた症状が現れます。 ストレスの原因となる出来事には、転勤・配転などの職場環境の変化、新しい人間関係、転居や結婚・離婚などの生活環境の変化、重大な病気の発症、人間関係の悪化、パワハラや長時間労働などがあります。 厚生労働省の患者調査によれば、適応障害の患者数は2008年(約4.1万人)と比較すると2017年(約10.1万人)は2.5倍と大幅に増加しています。 出典:厚生労働省「こころの耳」・医療法人池澤クリニック「適応障害」
適応障害の症状
適応障害の症状は精神症状、身体症状、行動症状の3つに分けられます。
- 精神症状:抑うつ気分・気分の落ち込み、不安感・焦燥感、意欲の低下、集中力の低下、イライラ・怒り、緊張、涙もろくなるなど
- 身体症状:不眠・寝つきが悪い、頭痛、めまい、動悸、食欲不振、全身倦怠感・体のだるさ、便秘や下痢・腹痛、肩こりなど
- 行動症状:無断欠勤・遅刻、引きこもり、過剰な飲酒や暴食、危険な運転、けんか・暴力的行動など
ストレスの原因から離れている時間(休日など)は症状が軽くなる場合もあるのが適応障害の特徴です。 出典:新橋スリープ・メンタルクリニック「ストレス性障害」
適応障害とうつ病の違い
適応障害とうつ病は症状が似ていますが、明確な違いがあります。 適応障害は明確なストレスの原因が存在し、その原因から離れると症状が改善します。また、原因となるストレスが解消されれば6ヶ月以内に回復するとされています。一方、うつ病はストレスの原因が解消されても症状が持続することが多く、長期的な治療が必要になります。 うつ病の特徴としては、悲哀感、自責感(環境のせいではなく自分が悪いと責める気持ち)、気分の日内変動(朝に抑うつ気分が強い)、今まで興味のあったものに全く興味がなくなることなどが挙げられます。 適応障害では、ストレスに対して予想以上に抑うつ気分が強くなり社会生活に支障が現れますが、気持ちが変化する力はまだ保たれており、ストレスが消失すれば症状は速やかに(6ヶ月以内)軽減します。 うつ病では、問題となっていた出来事が解決しても安心できず、様々なことが憂うつに感じられ、時間が経過してもその状態が持続します。 ただし、適応障害と診断されても5年後には40%以上の人がうつ病などの診断名に変更されているデータがあり、適応障害はその後の重篤な病気の前段階の可能性もあるため、早期の適切な治療が重要です。
| 比較項目 | 適応障害 | うつ病 |
| 主な原因 | 職場環境・人間関係など明確なストレス要因がある | 原因がはっきりしない場合も多い |
| ストレスが解消された場合 | 症状が改善しやすい | 症状が継続することが多い |
| 症状の持続期間 | 原則として6ヶ月以内 | 長期化しやすい |
| 抑うつ気分 | ストレスに反応して強まる | 持続的で強い抑うつ気分が続く |
| 気分の変化 | 気分が回復する瞬間がある | 気分の改善が乏しい |
| 自責感 | 比較的少ない | 強い自責感が見られやすい |
| 日内変動 | 目立たないことが多い | 朝に症状が強くなる傾向がある |
| 興味・関心 | 完全には失われにくい | ほぼ全てに興味を失うことが多い |
| 回復の見込み | 環境調整で回復しやすい | 継続的な治療が必要 |
| 障害者手帳 | 原則対象外(例外あり) | 対象となる |
このように、適応障害とうつ病は原因や症状の経過に明確な違いがあり、障害者手帳の対象になるかどうかの判断にも大きく影響します。 出典:新橋スリープ・メンタルクリニック「ストレス性障害」・公立学校共済組合関東中央病院「適応障害について」
適応障害の治療法
適応障害の治療で最も重要なのは、症状の原因となっているストレスから距離を取ることです。ストレスの原因となる環境から離れ、休養を取ることで、症状の改善が期待できます。
環境調整・休養
適応障害では、無理に現在の環境に耐え続けるのではなく、状況を調整することが治療の第一歩となります。 例えば、
- 部署異動や業務内容の変更
- 休職や有給休暇を利用した休養
- 一時的に実家へ戻るなど、生活環境を変える
といった方法があります。
心理療法(カウンセリングなど)
心理療法も有効な治療法の一つです。 カウンセリングでは、安心して気持ちを話せる環境の中で、ストレスの原因や悩みを整理し、自分に合った対処法を見つけていきます。 また、認知行動療法では、ストレスに対する考え方や受け止め方を見直し、ストレスへの適応力を高めることを目指します。
薬物療法
症状が強い場合には、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などを用いた薬物療法が行われることもあります。 不安感や抑うつ気分、不眠などの症状を和らげる目的で、心理療法と併用されるのが一般的です。
治療における注意点
薬物療法は、あくまで症状を一時的に緩和するための対症療法です。 適応障害の根本的な回復には、環境調整や心理療法を通じて、ストレスへの向き合い方を見直すことが重要とされています。 出典:医療法人池澤クリニック「適応障害」・新橋スリープ・メンタルクリニック「ストレス性障害」
症状によっては障害者手帳を取得できる
適応障害の場合、症状の程度や併発する障害によっては精神障害者保健福祉手帳を取得できる場合があります。精神障害者保健福祉手帳は、精神障害により長期にわたり日常生活または社会生活への制約がある方に交付されます。 <適応障害で障害者手帳を取得できる主なケース>
- うつ病・発達障害・持続性気分障害などを併発している
- 症状が6か月以上続き、回復の見込みが乏しい
- 日常生活(身支度・外出・対人関係など)に著しい支障がある
- 医師の診断書で、長期的な生活機能の低下が客観的に示されている
これらを満たす場合、2級または3級で認定されるケースが多いとされています。 一方で、以下のようなケースでは障害者手帳の対象になりにくいとされています。 <適応障害で障害者手帳の対象になりにくいケース>
- ストレスの原因が明確で、すでに環境調整が進んでいる
- 発症から6か月未満で、症状の改善が見込まれている
- 日常生活や社会生活への支障が限定的である
適応障害は、原因となる環境を離れれば通常6ヶ月を超えて症状が持続することがないため、多くの地方自治体では適応障害のみを理由とした手帳交付は原則として行われていません。 しかし、症状が重く日常生活が困難な状態が継続している場合は、医師の診断書により客観的に証明することで申請が可能になるケースがあります。 【精神障害者保健福祉手帳の認定基準】
- 1級:精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
- 2級:精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
- 3級:精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの
等級判定では、症状の重症度に加えて、日常生活や社会生活への影響度が重要な判断基準となります。手帳の交付を受けるためには、精神障害による初診日から6ヶ月以上経過していることが必要です。 また申請には医師の診断書が必要で、適応障害だけでなく発達障害やうつ病など他の併発している症状も記載してもらうことが重要です。 出典:りんかい月島クリニック「適応障害 コラム」・厚生労働省「障害者手帳」
障害者手帳を取得する手順
精神障害者手帳を申請する際には、主治医の診断書が必要です。それ以外の申請に関する書類は、基本的に各自治体の福祉窓口で入手できますが、自治体によってはウェブサイトからダウンロード可能な場合もあります。 申請する際は診断書とともに、下記の書類を準備しましょう。
- 顔写真(縦4cm × 横3cm)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 印鑑(認め印)
※準備物は区市町村によって異なるケースがあるため事前に市区町村の福祉課に確認するようにしましょう。 <障害者手帳の取得手順> STEP.1:主治医に相談 症状により社会生活に著しい制限が生じている場合、主治医に申請用の診断書を作成してもらいます。その際、初診日から6ヶ月以上経過していることが条件となります。 STEP.2:役所に必要書類を提出して申請 診断書・意見書を受け取ったら、役所の福祉課に申請書類とともに提出します。 STEP.3:審査機関による審査 役所が申請書類を受理した後、申請書類をもとに専門機関で精神障害の程度について審査が行われます。 STEP.4:手帳の発行と交付通知 審査が完了すると、役所から交付の通知が届きます。その後、役所で障害者手帳を受け取ります。 医師への相談から実際に手帳が交付されるまでは、通常2〜3ヶ月程度の期間を要します。ただし、診断書作成の状況や審査の混み具合によっては、さらに時間がかかる場合もありますので、余裕をもって手続きを進めましょう。
適応障害の人が障害者手帳を取得するメリット
障害者枠での就労が可能になる
- 精神障害者手帳を取得することで、障害者雇用枠での就労が可能になります。障害者雇用枠で採用されると、障害に対する合理的配慮を受けながら働けるため、就労による心身への負担を軽減できます。
【合理的配慮の例】
- 就労環境の変更
- 勤務時間の調整(短時間勤務、フレックスタイム制など)
- 業務内容の調整
- 通院時間の確保
- 在宅勤務の許可
- 定期的な面談の実施
上記のように、心身への負担を軽減するための様々な配慮を受けることができます。特に職場の環境が適応障害に影響を与えていると判断された場合は、異動や勤務場所、時間の調整などによって、ストレスの原因から離れるための対応をしてもらえるようになります。 障害者雇用枠は一般枠とは採用枠が異なり、障害者専用の雇用枠となっている点も大きなメリットです。別の枠として選考が行われるため、障害を持っていることが選考において不利に働くことがなく、一般枠で選考を受けるよりも採用される確率が高くなります。
公共料金・交通機関・レジャー施設等の割引
精神障害者手帳を取得すると、税控除だけでなく、さまざまな割引制度の対象となります。
- 公共交通機関の割引(バス・地下鉄・飛行機など)
- 娯楽施設の割引(映画館・水族館・遊園地など)
- 公共施設の割引・無料化(動物園・美術館など)
- NHK受信料の免除(条件を満たす場合)
上記のように、映画館や水族館などのレジャー施設の料金が半額程度割引されたり、交通機関の乗車券の金額が割引されるなど、日常生活の中で割引制度を利用できるようになります。 対象等級は自治体ごとに異なるため、申請前に自治体の福祉課で確認するようにしましょう。 出典:川崎市「障害のある方への福祉サービス」・ミライロID「ミライロIDが使える場所」
税控除などの金銭的メリットが受けられる
精神障害者手帳を取得すると、「障害者控除」が適用され、課税所得が減るため、結果として所得税・住民税の負担が軽くなります。 【精神障害者手帳1級(特別障害者)の場合】
- 所得税の障害者控除:年間40万円
- 住民税の障害者控除:年間30万円
【精神障害者手帳2級・3級(障害者)の場合】
- 所得税の障害者控除:年間27万円
- 住民税の障害者控除:年間26万円
※上記の税控除額は2025年(令和7年)時点の制度に基づいています 精神障害者手帳1級は、特別障害者として扱われるため、2級・3級よりも控除額が大きくなります。 これらの控除は、本人が障害者の場合だけでなく、配偶者や扶養親族が障害者の場合にも適用されます。また障害者控除は、扶養控除の適用がない16歳未満の扶養親族がいる場合にも適用されるため、幅広く活用できます。 障害者控除を受けるには、年末調整または確定申告での申告が必要なため、忘れず手続きを行いましょう。 出典:国税庁「障害者と税」
障害年金を受給できる可能性がある
適応障害や併発している障害の症状により社会生活に著しい制限が生じている場合、障害年金の受給対象となる可能性があります。 障害年金は、障害者手帳とは別の基準で審査が行われます。そのため、手帳を持っている場合でも、症状の程度や日常生活への影響などを踏まえて、個別に支給の可否が判断される仕組みになっています。 障害年金には障害基礎年金(1級・2級のみ)と障害厚生年金(1級・2級・3級)があります。 【障害年金の認定基準】
- 1級:日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
- 2級:日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
- 3級(障害厚生年金のみ):労働が著しい制限を受けるもの
<精神障害者手帳と障害年金の違い>
| 項目 | 精神障害者手帳 | 障害年金 |
| 目的 | 社会参加を支援するための“福祉制度” | 生活保障を行う“公的年金制度” |
| 等級 | 1〜3級 | 基礎年金:1・2級、厚生年金:1〜3級 |
| 審査基準 | 日常生活の制限 | 日常生活・労働への制限 |
| 3級の扱い | 最も軽度 | 3級の認定は厚生年金加入者のみ |
| 取得のしやすさ | 診断書+自治体審査 | 診断書+年金機構の審査 |
出典:厚生労働省「障害年金」・日本年金機構「障害年金」 なお、令和7年度の障害年金の支給額は以下の通りとなっています。(出典:小川早苗社会保険労務士事務所 )
| 月額 | 年額 | 前年度の年額 | |
| 障害基礎年金1級 | 86,635円 | 1,039,625円 | 1,020,000円 |
| 障害基礎年金2級 | 69,308円 | 831,700円 | 816,000円 |
| 障害厚生年金 3級(最低保障) | 51,983円 | 623,800円 | 612,000円 |
| 子の加算1人目(障害基礎年金に加算) | 19,941円 | 239,300円 | 234,800円 |
| 子の加算2人目(障害基礎年金に加算) | 19,941円 | 239,300円 | 234,800円 |
| 子の加算3人目(障害基礎年金に加算) | 6,650円 | 79,800円 | 78,300円 |
| 配偶者 加給年金(障害厚生年金に加算) | 19,941円 | 239,300円 | 234,800円 |
| 障害年金生活者支援給付金1級 | 6,813円 | 81,756円 | 79,656円 |
| 障害年金生活者支援給付金2級 | 5,450円 | 65,400円 | 63,720円 |
上記の内容は毎年見直しが実施されているため、最新の情報は日本年金機構の公式サイトを確認しましょう。
適応障害で障害厚生年金3級を受給できた事例
適応障害、うつ病によって障害厚生年金3級の受給対象となった20代男性の事例を紹介します。 こちらの男性は、専門学校を卒業後に定職につきましたが、仕事が思うようにいかずストレスからうつ状態になりました。職場から仕事内容や勤務時間の調整など様々な援助を受けましたが、遂には仕事に行けなくなり病休となりました。 障害年金の申請では、憂うつ状態から思考が停滞し言葉が出てこない状態だったため、医師へ日頃の困りごとを積極的に伝え、「できないこと」が明確にわかる診断書を作成してもらいました。 結果、障害厚生年金3級に認定。年間約60万円、遡及分50万円を受給することができました。 出典:ソシオさん「適応障害、うつ病で障害厚生年金3級の受給が決定した事例」
適応障害で障害基礎年金2級を受給できた事例
適応障害によって障害基礎年金2級の受給対象となった30代女性の事例を紹介します。 こちらの女性は、中学校の頃のいじめをきっかけに精神的に不安定で精神科を受診し、自傷行為を繰り返すなど何度か入院を経験しており、何度か仕事につくもののすぐに症状が悪化し退職を繰り返していました。 申請にあたっては、長期間にわたる通院や入院歴があり、症状が重い状態であることが確認されました。 一方で、診断名は「適応障害」であったため、長い経過の中で二次的にうつ病などの精神疾患を併発していないかが重要な判断ポイントとなりました。 診断書には、備考欄に「うつ病を合併している」旨を記載し、この点が考慮されたことで、障害基礎年金2級に認定されました。 結果、障害基礎年金2級が決定し、年間約78万円を受給することができました。 出典:新横浜・川崎障害年金相談センター「適応障害で障害基礎年金2級を取得、年間78万円を受給できたケース」
適応障害が仕事に与える影響
適応障害の症状は、仕事の進め方や職場での人間関係にさまざまな影響を及ぼします。主な影響は、業務面・身体面・対人関係の3つに分けられます。
業務面への影響
集中力や注意力が低下し、
- 仕事のミスが増える
- 作業スピードが落ちる
- 納期に間に合わなくなる
といった問題が起こりやすくなります。また、意欲やモチベーションが低下し、以前は問題なくこなせていた業務でも負担に感じるようになります。
身体面への影響
頭痛や胃腸の不調、睡眠障害、強い倦怠感、食欲不振などの身体症状が現れ、
- 欠勤や早退が増える
- 出勤そのものに強い不安を感じる
といった状況になることもあります。症状が進むと、職場への連絡や連絡を受けること自体に緊張や抵抗感を覚えるようになります。
対人関係への影響
不安感や過度な緊張から、同僚や上司とのコミュニケーションが難しくなり、
- 職場で孤立してしまう
- 些細なことで対人トラブルが起こる
といったケースも少なくありません。 このような状態で無理に仕事を続けると、症状がさらに悪化し、業務ミスや人間関係の問題が重なる悪循環に陥る可能性があります。
適応障害を発症した人におすすめの求人
適応障害は、職場環境や人間関係など特定のストレスが原因となるケースが多いため、業務内容や働き方に配慮のある職場を選ぶことで、症状の安定や再発防止につながります。 ここでは、業務内容や勤務時間に配慮があり、適応障害のある方でも無理なく働きやすい実際の求人を3つ紹介します。
博報堂DYアイ・オー
【求人情報】
- 職種:経理(障害者枠)
- 雇用形態:正社員
- 業務内容:グループ会社の経理伝票照合業務・データ処理・PCによる入力業務・CM放送確認書照合業務・ファイリング業務など ※経験や能力によって最終的な業務内容を決定
- 給与・年収:2,795,000円~3,588,000円
- 勤務地:東京本社
- 応募資格 ・Word・Excel・Outlook:基本操作ができる方 ・ビジネスメールでやり取りができる方
こちらは大手広告代理店の博報堂グループの特例子会社の求人です。 特例子会社では、より手厚い配慮を受けながら働くことができるため、ストレスを感じやすい環境を避けながら、自分に合った環境で無理なく働くことが可能です。 業務内容も比較的簡単なものが多く、働くことに慣れていない人にとってもおすすめの求人です。 株式会社博報堂DYアイ・オーの求人は、こちらからご覧ください。
マイナビパートナーズ
【求人情報】
- 職種:軽作業・データ入力(障害者枠)
- 雇用形態:正社員
- 業務内容:郵便物の仕分け、名刺や営業資料の印刷、ファイリング作業、データ入力など
- 給与・年収:2,600,000円~3,200,000円
- 勤務地:東京本社
- 応募資格:パソコンの基本操作ができること
こちらは株式会社マイナビパートナーズが募集している求人で、軽作業と一般事務を担当します。 こちらも特例子会社の求人のため、障害特性や体調に配慮しながら、段階的に業務に取り組むことができます。応募資格もハードルが低めに設定されているため、ブランクがある人や初めての就労を目指している人にもおすすめです。 株式会社マイナビパートナーズの求人はこちらからご覧ください。
SHIFT
【求人情報】
- 職種:Web・アプリテストエンジニア(障害者枠)
- 雇用形態:正社員
- 業務内容:ソフトウェア・アプリ・Webサイトについてテスト実行・バグの報告、テスト以外の庶務業務(マニュアル作成やデータ登録など)
- 給与・年収:2,160,000円~2,400,000円
- 勤務地:東京本社
- 応募資格:Excel 初級レベル(表計算、四則演算)
こちらは株式会社SHIFTが募集しているWeb・アプリテストエンジニアの求人です。 社内で作成されたソフトウェアやアプリが、適切に作動するかどうかのテストを担当します。業務は常にマニュアルに沿って行われるため、自分のペースで無理のない範囲で進めることができます。 株式会社SHIFTの求人はこちらからご覧ください。
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