ダウン症で障害年金を申請する手順と受給額の目安・認定基準も解説

21番染色体が通常より1本多いことで生じる先天的な障害であるダウン症。知的発達や身体的特徴に異常が出ることがあり、日常生活においてサポートが必要になる場合が多くあります。 本記事では、ダウン症の人が障害年金を受給するために必要な情報を、全て解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ダウン症とは

ダウン症の概要
ダウン症(ダウン症候群)は、21番染色体が通常より1本多いことで生じる先天的な遺伝的状態です。これらの状態で生まれることで、知的発達や身体的特徴に影響が出るようになります。このうち約95%が標準型(21トリソミー)と呼ばれるタイプです。 その他にも、転座型(約3%)やモザイク型(約2%)といった異なるタイプのダウン症候群も存在します。 ダウン症の人は、一般的に筋緊張が低く(低緊張)、特徴的な顔貌や、低身長といった身体的特徴が見られることが多いです。また、心臓などの循環器系や消化器系の合併症を伴うこともあります。 ダウン症に対する根本的な治療法は確立されていませんが、 一部の健康上の問題や症状については、治療や適切な支援により改善が期待されるようになってきています。 出典:国立生育医療研究センター・MSDマニュアル
ダウン症の障害特性
ダウン症の乳幼児は、筋緊張が低いため、体が柔らかく感じられることがあります。さらに、運動発達のペースがゆっくりになる傾向があり、感覚の発達には個人差があり、視覚や聴覚に関する問題を伴うことがあります。その結果、外的な刺激への反応が遅れることもあります。 一般的に、歩き始める時期は2歳頃から3歳頃にかけてとされ、運動能力や知的発達のペースも遅くなることがありますが、それらのペースは個人差があります。 【標準型ダウン症の障害特性】
- 筋緊張の低下(低緊張)
- 特有の顔貌(つり上がった目、平坦な顔立ち、短い鼻)
- 知的発達の遅れ(軽度~中等度が多い)
- 心疾患(約40~50%に合併)
- 消化器系の異常(十二指腸閉鎖など)
- 甲状腺機能低下症のリスク
- 早期老化(アルツハイマー型認知症の発症リスクが高い)
【転座型ダウン症の障害特性】
- 標準型とほぼ同じ特徴を持つことが多い
- ただし、一部の転座型は遺伝的背景によって症状の程度に個人差が出ることがある
- 転座型の約1/4は遺伝性(親が転座型を持っている場合がある)
【モザイク型ダウン症の症状】
- 標準型よりも症状が軽い場合が多い
- 知的発達の遅れも、標準型より軽度~中等度の範囲に収まることが多い(ただし個人差が大きい)
- 運動機能の発達がやや早い場合もある
- ただし、モザイク型でも標準型と同じような症状が強く出るケースもある
障害年金とは

障害年金は、病気や障害によって「仕事や日常生活に大きな制限が出ている」と認められた場合に支給される年金制度です。 障害年金には2つの種類があります。
- 初診日に国民年金に加入していた場合…「障害基礎年金」
- 初診日に厚生年金保険に加入していた場合…「障害厚生年金」
ダウン症は先天性の障害であるため、受給できるのは「障害基礎年金」のみとなり、「障害厚生年金」は対象外です。 なお、障害基礎年金は1級と2級、障害厚生年金は1級から3級までの等級があります。 また、障害厚生年金の対象より軽い障害がある場合には「障害手当金」という一時金が支給される制度もありますが、ダウン症は先天性疾患であるため、障害基礎年金のみが対象となり、障害手当金や障害厚生年金を受け取ることはできません。 障害手当金については、こちらの記事「障害手当金とは?もらえないケースや金額・申請方法・デメリットまでわかりやすく解説」でも詳しく解説しています。 出典:日本年金機構
ダウン症で障害年金を受給できる?

ダウン症の特性によって、仕事や日常生活に大きな制限が出ている場合、障害基礎年金を受給できる可能性があります。障害年金の審査では、ダウン症は「知的障害(精神の障害)」として評価されます。 具体的には、ダウン症に伴う知的障害により、食事や身の回りのことに援助が必要、意思疎通が困難、常時支援が必要といった状態がある場合などが、受給条件に含まれます。 【障害年金の認定基準】
- 1級:知的障害があり、食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
- 2級:知的障害があり、食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの
- 3級:対象外(ダウン症は先天性疾患のため障害基礎年金のみが対象となり、障害厚生年金にのみ設けられている3級には該当しません)
- 障害手当金:対象外(ダウン症は先天性疾患のため対象外)
1級に該当する具体的な状態
1級は、食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要な状態が該当します。 会話による意思の疎通が不可能か著しく困難で、日常生活のほぼ全てにおいて常時援助が必要な場合は、1級に該当します。 また家族の常時個別援助が不可欠で、施設入所している場合や、本人の安全確保などのために常時あるいは頻繁に個別の援助を必要としている場合も、1級の受給条件を満たす可能性が高いです。
2級に該当する具体的な状態
2級は、食事や着替えなど日常の基本的な行動に援助が必要な状態が対象です。会話による意思の疎通も、簡単なやりとりに限られる場合が該当します。 また、1人での生活が難しく、常に誰かの支援が必要な場合も含まれます。 就労している場合でも、支援を受けながら作業所などで働いているケースでは、支援の内容や程度を考慮して等級が判断されます。 出典:日本年金機構・障害年金支援ネットワーク・厚生労働省
ダウン症で障害年金を申請する方法

ダウン症は先天性の障害であるため、「20歳前障害」として扱われます。 この場合、20歳の誕生日を迎えた時点で障害等級(1級または2級)に該当していれば、障害基礎年金の支給対象となります。 申請は20歳の誕生月の前後に行うことが一般的です。
必要書類
<診断書> ダウン症の障害年金申請では、「精神の障害用診断書」を使用します。これは主治医(精神科医または小児科医など)に依頼して作成してもらう必要があります。 合併症(例:心疾患や消化器疾患など)がある場合は、それぞれの専門医に追加で診断書を依頼します。 日常生活の困難さや支援の必要性が正しく伝わるよう、家族や支援者が事前に生活の実態を整理して医師に伝えることが大切です。 <病歴・就労状況等申立書> この書類は、出生から現在までの通院歴、就労状況、日常生活の様子、支援の必要性などを時系列で記載するものです。 「病歴・就労状況等申立書」の用紙は、年金事務所や市区町村の窓口で入手でき、家族や支援者が記入します。 ダウン症による困りごとを具体的に書くことで、審査員に状況を理解してもらいやすくなります。 書き方が不安な場合は、年金事務所の相談窓口や、社会保険労務士にアドバイスを求めるのもおすすめです。 <受診状況等証明書は原則不要> 障害年金の申請では、通常「初診日(最初に医師の診察を受けた日)」を証明するために「受診状況等証明書」が必要です。 しかし、ダウン症の場合は以下の理由からこの書類の提出が省略されるケースが多いです。 【受診状況等証明書が不要となる主な理由】
- ダウン症は出生時または乳児期に診断される先天性疾患であり、初診日が明確であること
- 20歳前障害としての申請になるため、初診日の年金加入状況や保険料納付要件の確認が不要
- 多くのケースで、診断書の中に「先天性であること」が記載されていれば足りると判断される
ただし、出生時の診断記録が残っていない場合や、医療機関を転々としている場合などは、初診日の確認が必要になることがあります。その際は、最初に診療を受けた医療機関で「受診状況等証明書」を作成してもらいましょう。 出典:厚生労働省
申請の流れ
1.年金事務所または市区町村役場で相談:まずは、お住まいの市区町村役場または年金事務所で、申請の手続きや必要書類について相談しましょう。 ダウン症は先天性のため、「20歳前障害」として障害基礎年金の申請を行うのが一般的です。 申請に必要な書類(診断書、申立書の様式など)は、年金事務所または市区町村役場の窓口で受け取ることができます。 2.書類準備:次に、主治医に「精神の障害用診断書」の作成を依頼します。 併せて、出生から現在までの通院歴・就労状況・日常生活での困りごとなどを『病歴・就労状況等申立書』に記載します。 申請内容が正確に伝わるよう、医師には普段の生活や支援の実態をしっかり共有することが大切です。また提出前には、すべての書類のコピーを取っておくようにしましょう 3.審査・結果通知:書類を住所地の市区町村役場の窓口に提出します。 書類を提出すると日本年金機構によって審査が行われ、支給が決定した場合は「年金証書」が届きます。支給開始は、通常は決定から1〜3ヶ月後が目安です。 出典:日本年金機構
ダウン症で障害年金を受給できた事例

障害基礎年金2級の受給対象となった事例
ダウン症により障害基礎年金2級の受給対象となった20代女性の事例を紹介します。 こちらの女性は、出生時にダウン症と診断され、成長に遅れがあることが確認されていました。そのため、中学校からは特別支援学校に通いましたが、学力は小学校中学年程度に留まっていたそうです。 さらに、20歳になった現在でも排泄の失敗があるなど、日常生活に継続的な支援が必要な状態でした。そこで、20歳の誕生日前に家族が障害年金の相談を行い、本人・家族・施設の支援員が同席して面談を実施しました。 その際、普段の生活や通所施設での様子を具体的なエピソードとともに資料にまとめ、医師の診察時に提出しました。結果として、早期の相談により手続きがスムーズに進み、障害基礎年金2級に認定されました。20歳の誕生月の翌月分から年額約78万円を受給することができました。 出典:すずき社会保険労務士事務所
障害基礎年金1級の受給対象となった事例
重度の知的障害により障害基礎年金1級の受給対象となった20代女性の事例を紹介します。 こちらの女性は、重度の知的障害があり、日常生活のほとんどに介助が必要な状態でした。 20歳になったことを機に、家族が障害年金の申請を検討しましたが、当初は区役所に相談していたものの、作成する書類が多く手続きが複雑だったため、社労士に相談することになりました。 そこで、社労士の支援のもと、日常生活の様子を詳しく申立書に記載し、20歳の誕生日での認定日請求を行いました。 その結果、障害基礎年金1級に認定され、年額約97万円を受給することができました。 出典:札幌ソレイユ障害年金サポートセンター
ダウン症で障害年金を受給できないケース

日常生活に大きな支障がない場合
ダウン症であっても、身の回りのことが自力でできる、意思疎通に大きな問題がないといった場合には、障害等級に該当しないと判断されることがあります。 また、知能指数(IQ)や療育手帳の等級だけでは判定されず、実際の生活の様子が重視されます。 たとえ軽度の知的障害と診断されていても、援助なしで日常生活が送れていると判断される場合は、障害基礎年金2級の認定に至らないことがあります。
診断書の内容が実態を正しく反映していない場合
認定基準に該当する状態であっても、診断書の内容が実態に合っていない場合、障害年金が不支給となるケースがあります。 特に、「食事や着替え、金銭の管理、人とのやり取り」など、普段の生活でどのくらい自分でできているかを見る項目で、実際より軽く評価されると、審査結果に大きく影響します。 また、診断書を作成する医師が障害年金の基準に詳しくなかったり、生活の実情がうまく伝わっていない場合も注意が必要です。 こうした事態を防ぐためには、本人や家族が、普段の生活で困っていることや、どんな支援を受けているかを事前に整理して、医師にわかりやすく伝えるようにしましょう。
受給額の目安

ダウン症による障害年金の受給額について、ここでは目安となる金額を解説します。 なお、金額は令和7年度(2025年度)の水準です。毎年改定されるため最新情報を確認するようにしましょう。
障害基礎年金の受給額
通常、障害基礎年金は、国民年金に加入していた人が対象となります。 しかし、ダウン症は先天性の疾患であり、原則として20歳前から障害の状態にある「20歳前障害」として扱われるため、国民年金への加入歴がなくても障害基礎年金の対象となります。(障害厚生年金は対象外) 【障害基礎年金の受給額(2025年度)】
- 1級:年額 約104万円(2級の1.25倍)
- 2級:年額 約83万円
出典:日本年金機構
子の加算
子どもがいる場合には「子の加算」が付き、障害基礎年金に上乗せされます。 【子の加算(2025年度)】
- 1人目・2人目:年額 各23万9,300円
- 3人目以降:年額 各7万9,800円
出典:日本年金機構 【障害年金の受給額まとめ(2025年度)】
月額 | 年額 | 前年度の年額 | |
障害基礎年金1級 | 86,635円 | 1,039,625円 | 1,020,000円 |
障害基礎年金2級 | 69,308円 | 831,700円 | 816,000円 |
子の加算1人目(障害基礎年金に加算) | 19,941円 | 239,300円 | 234,800円 |
子の加算2人目(障害基礎年金に加算) | 19,941円 | 239,300円 | 234,800円 |
子の加算3人目(障害基礎年金に加算) | 6,650円 | 79,800円 | 78,300円 |
障害年金生活者支援給付金1級 | 6,813円 | 81,756円 | 79,656円 |
障害年金生活者支援給付金2級 | 5,450円 | 65,400円 | 63,720円 |
ダウン症で障害者手帳は取得できる?

ダウン症の場合、知的障害の程度に応じて「療育手帳」を取得することができます。 ただし、「ダウン症と診断された」というだけでは交付されず、児童相談所(18歳未満)や知的障害者更生相談所(18歳以上)で、知的障害があると判定された場合に限り交付されます。 療育手帳は全国共通の制度ですが、呼び名や等級の表記方法は自治体によって異なることがあります。たとえば、東京都では「愛の手帳」という名称が使われています。 療育手帳は、障害の程度に応じて次の4段階に分けられます。
- 1度(最重度):IQ概ね20以下、日常生活全般に常時介護が必要
- 2度(重度):IQ概ね21~34、日常生活において常時介護を要する程度
- 3度(中度):IQ概ね35~49、何らかの援助のもとに社会生活が可能
- 4度(軽度):IQ概ね50~75、簡単な社会生活の決まりに従って行動することが可能
通常は3歳以降から申請できますが、ダウン症の場合は知的障害が医学的に明らかなため、1歳以降から取得可能とされています。 申請は、お住まいの市区町村の福祉担当窓口で行います。 その後、児童相談所または更生相談所での判定を経て交付されます。 また、心臓や消化器の病気などの合併症がある場合は、「身体障害者手帳」も取得できる可能性があります。 身体障害者手帳については、こちらの記事「身体障害者手帳の審査は厳しい?審査基準や取得手順を解説」で詳しく解説しています。 出典:厚生労働省・東京福祉局
ダウン症の人におすすめの求人3選

障害年金を受給しながらも、社会とのつながりを持ちたい、収入を得たいと考える方も多くいます。その際に大切なのが、「自分の特性に合った職場選び」です。 ここでは、ダウン症の特性に配慮があり、安心して長く働ける障害者雇用枠の求人を厳選してご紹介します。
マイナビパートナーズ
【求人情報】
- 職種:軽作業・データ入力(障害者枠)
- 雇用形態:正社員
- 業務内容:郵便物の仕分け、名刺や営業資料の印刷、ファイリング作業、データ入力など
- 給与・年収:2,600,000円~3,200,000円
- 勤務地:東京本社
- 応募資格:パソコンの基本操作ができること
こちらは株式会社マイナビパートナーズが募集している軽作業と一般事務それぞれを担当する求人です。 マイナビグループの特例子会社であるため、徹底した配慮を受けながら働くことができます。また、業務内容もシンプルな作業が多いため、初めて就労するという人でも安心して働くことができます。 株式会社マイナビパートナーズの求人はこちらからご覧ください。
りそな銀行
【求人情報】
- 職種:清掃員(障害者枠)
- 雇用形態:嘱託社員
- 業務内容:東京本社及び近隣銀行施設のオフィス内清掃業務
- 給与・年収:2,400,000円
- 勤務地:東京本社および近隣の銀行施設
- 応募資格:特になし
こちらはりそな銀行が募集している清掃業の求人です。 東京本社と、その近隣の関連銀行施設の清掃業務を担当します。基本的に業務内容はルーティン化されており自分のペースで行うことができるため、デスクワークではなく体を動かす仕事をしたいダウン症の人におすすめの求人です。 株式会社りそな銀行の求人はこちらからご覧ください。
ソフィアメディ
【求人情報】
- 職種:庶務(障害者枠)
- 雇用形態:パート・アルバイト
- 業務内容:データ入力、資料作成、給与計算業務、勤怠管理業務、梱包、ファイリングなど
- 給与・年収:1,180,000円~2,059,000円
- 勤務地:東京本社
- 応募資格:1年以上の継続した就労経験
こちらはソフィアメディが募集している庶務ポジションの求人です。 業務内容はデータ入力や資料作成、軽作業など、比較的簡単なものが多くなっています。1年以上の一般就労経験が必要とされていますが、業務内容自体はとてもシンプルかつパート契約となるため、就労する時間も手軽に調整できます。 ソフィアメディ株式会社の求人は、こちらからご覧ください。
ダウン症の人が転職/就職するためには?

一般就労に不安がある場合には就労継続支援がおすすめ
働いた経験がなかったり、体調が安定していないなどの理由から、一般就労をすることが不安という人には、就労継続支援での就労がおすすめです。 就労継続支援とは、障害者の就労機会を増やすために設立された作業所で、徹底した配慮を受けながらさまざまな業務を経験できます。 就労継続支援には、雇用契約を結ぶA型事業所と結ばないB型事業所の二つがあり、B型の方がより就労のハードルが低く設定されています。 就労継続支援については、こちらの記事「「就労継続支援」とは?A型・B型の違いと手続き方法を解説!」でも詳しく解説しています。
一般就労を目指すなら転職エージェントや就労移行支援の利用がおすすめ
一般就労を目指す場合は、就労移行支援や転職エージェントの利用がおすすめです。どちらも一般就労の支援をしてくれるサービスですが、それぞれで支援内容が異なります。 就労移行支援は、就労継続支援とも似ている支援で、就労で役立つさまざまなスキルを学びながら転職/就職活動を行うことができる事業所です。 就労移行支援で学べる業務スキルや知識は以下の通りです。
- プログラミング
- Excel word
- 軽作業
- CAD設計
- グラフィックデザイン(IllustratorやPhotoshop)
- グループワーク
- ビジネスマナー
就労移行支援事業所では、各スキルを基本的な内容から学ぶことができるため、未経験の職種への就職/転職を希望する人におすすめの方法です。 就労移行支援については、こちらの記事「【比較表つき】就労移行支援が向いている人と向いてない人の違いを解説」でも詳しく解説しています。 一方で転職エージェントは、求人の紹介をはじめとした転職/就職活動全般の支援を受けることができる一般企業が提供するサービスです。 【転職エージェントの支援内容】
- 就職や転職におけるキャリアカウンセリング
- 求人の紹介
- 面接の練習
- 選考書類の作成サポート
- 就職や転職後の定着支援
求人の紹介では、個人の障害の内容や希望に沿った求人を紹介を受けることができます。さらに、経歴やスキルなどの条件を満たしている場合は、一般には公開されていない高条件の非公開求人に応募することも可能です。 障害者専門の就職/転職エージェントである障害者雇用バンクは、キャリアアップ重視のハイクラス求人と、特例子会社などの応募ハードルが低い求人、どちらのタイプの求人も多数保有しているため、障害者雇用での一般就労を目指している人であれば非常にメリットが多い就業支援サービスです。 障害者枠で選考を受ける場合、障害者雇用バンクのサポートを受けることで、
- ダウン症の人の入社実績が豊富な企業を優先して紹介してくれる
- 企業側へどのように伝えると好印象を与えられるかを教えてくれる
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