アジソン病の人に向いてる仕事・おすすめ求人3選

日本最大級の障害者雇用求人情報を提供する「障害者雇用バンク」は、求人提案から入社後のサポートまで、一人ひとりに合わせたサービスであなたの就職・転職活動を支援いたします!

ご登録はこちら

アジソン病は、な副腎皮質ステロイドホルモンの分泌が低下することにより、さまざまな症状を発症するようになる指定難病です。

今回は、アジソン病の人に向いてる仕事について、具体例を挙げながら解説します。

アジソン病とは

まずはアジソン病について、具体的に解説します。

アジソン病の概要

アジソン病は、後天的に発症した原発性副腎皮質機能低下症のことを指す病気で、指定難病に該当します。

アジソン病は、生命の維持や正常な発育に必要不可欠な副腎皮質ステロイドホルモンの分泌が、慢性的に低下します。

アジソン病の代表的な発症原因としては、感染症が挙げられ、他にも突発的な発症などもあります。原因となる感染症では、結核性が代表的ですが、他にも真菌性や後天性免疫不全症候群も該当します。

出典:難病情報センター恩寵財団済生会

アジソン病の症状

アジソン病の症状としては、副腎皮質ステロイドホルモンの低下・欠乏により下記の症状が見られます。

このように様々な症状が発現し、さらに上記に記載がある身体的な症状だけでなく、意欲の低下やうつ症状、不安、意識障害といった精神的な症状が現れることもあります。

出典:難病情報センター恩寵財団済生会

アジソン病の治療法

治療の基本は、不足している副腎皮質ステロイドホルモンの補充です。

副腎皮質ステロイドホルモンには、糖質コルチコイドと鉱質コルチコイド、性ステロイドがあり、基本的には糖質コルチロイドの補充で対応します。必要に応じて、他の2つの補充も行われます。

症状が安定してからも、発熱などの生体ストレスが発生した場合には、副腎皮質ステロイドホルモンが不足することによる急性副腎不全が引き起こされ、命に関わる可能性もあります。その場合は、服用する糖質コルチコイドの量を増やして対応します。

アジソン病を発症した場合、糖質コルチコイドの補充は生涯に渡り続けることになるため、独断で中断しないよう注意が必要です。

出典:難病情報センター恩寵財団済生会

アジソン病が仕事に与える影響

アジソン病の症状には、前述の通り疲労に関係するものや、筋力に関係するものが多くあります。

そのため、身体的な負担が大きい肉体労働での就労は難しいとされています。また、身体的な負担を軽減する上では、長時間労働を避ける必要があるため、場合によっては労働時間を調整する必要もあります。

他にも、うつ症状や意欲の低下、疲れを感じやすくなるといった症状が出ることがあるため、突発的な休みが必要になることもあり、安定した勤務ができなくなる可能性があります。

アジソン病の人に向いてる仕事

アジソン病の人に向いてる仕事の条件としては、周りからのサポートが受けやすく、心身への負担が少ない仕事が挙げられます。

そのため、基本的にはデスクワークが該当します。

【向いてる仕事の例】

また、身体的な負担を軽減するために、職種だけでなく、働き方も検討するべきでしょう。

例えば時短勤務やパート勤務であれば、労働時間の調整が行いやすいため、体調に合わせた働き方が可能になります。

在宅ワークができる仕事であれば、通勤による負担も軽減することができます。

アジソン病の人におすすめ求人3選

NECネッツエスアイ

【求人情報】

こちらは、NECグループのNECネッツエスアイが募集している一般事務の求人です。

業務内容は、データ入力や資料作成、電話対応といった事務業務を担当することになります。そのため、就労経験が浅い人でもあってもPCの基本的な操作ができれば対応可能です。

NECネッツエスアイ株式会社の求人はこちらからご覧ください。

エクスウェア

【求人情報】

こちらはエクスウェア株式会社が募集しているエンジニアの求人です。

応募条件として、エンジニアとしての一定の経験が求められますが、その分幅広い業務を担当することが可能です。さらに給与も高く設定されており、担当できる業務レベルによっては、一般枠と同額以上の給与を受け取ることも可能です。

エクスウェア株式会社の求人はこちらからご覧ください。

LINEヤフー

【求人情報】

こちらはLINEヤフー株式会社が募集している、事務ポジションの求人です。

業務内容は、配属された部署での事務業務を担当することになっています。障害特性に応じて業務内容は調整されるようになっているため、無理のない範囲での就労が可能です。

また完全在宅勤務となっているため、通勤による心身への負担を軽減できる点もこの求人の特徴です。

LINEヤフー株式会社の求人はこちらからご覧ください。

アジソン病の人は障害者雇用で働ける?

障害者手帳を取得すると障害者雇用での就労が可能になります。障害者雇用では、働く上で必要な合理的な配慮を企業側から受けることができます。

【合理的配慮の例】

上記のように様々な配慮を受けられるため、就労による負担を慧眼することができます。

障害者雇用で働くためには、障害者手帳の取得が必要です。障害者手帳を取得するためには、アジソン病により発症している症状が障害に該当すると認定されることが条件になります。

【例:うつ病での障害者手帳の取得条件】

出典:厚生労働省

障害者手帳の取得には、主治医による診断書が必要になるため、手帳の取得を希望する場合はまず主治医に相談しましょう。

アジソン病で障害年金を受け取れる?

アジソン病を発症したことにより社会生活に影響が出ている場合は、障害年金を受給できる可能性があります。障害年金は、病状の程度によって1〜3級に分類され、障害者手帳とは異なる認定基準が設けられています。

【うつ病による障害年金の受給条件】

なお、障害年金は、以下の2種類に分類されます。

出典:障害年金支援ネットワーク

障害年金の受給にも、障害者手帳の取得と同様に主治医が発行する診断書が必要になるため、希望する場合は主治医に相談しましょう

アジソン病の人が向いてる仕事に就く方法

最後に、アジソン病の人が向いてる仕事に就く方法について、具体的に解説します。

体調が不安定な場合は就労移行支援を利用する

体調が不安定になっており、すぐの就労が難しい場合は、就労移行支援を利用して就職準備をすることをおすすめします。就労移行支援は、実務で役立つスキルや企業で働くために必要な知識を学びながら、就職活動の支援を受けられる就労支援施設です。

就労移行支援で学べるスキルや知識は以下の通りです。

上記の中で、ビジネスマナーやグループワークはどの事業所でも共通して学べるものとなっています。それに対し、職種ごとの業務スキルについては事業所が設定するカリキュラムによって学べる内容が異なるため、自分が希望するスキルが習得できる事業所を選ぶ必要があります。

就労移行支援では、最大で2年間の時間をかけながら就職活動の準備が行えるため、体調の様子を見ながら就職するタイミングを見極めたいという人におすすめの就職方法です。

就労移行支援については、こちらの記事「【比較表つき】就労移行支援が向いている人と向いてない人の違いを解説」にて詳しく解説しています。

また、私たち障害者雇用バンクでは、就労移行支援事業所「エラビバ就労支援」を運営しています。関東で就労移行支援事業所をお探しの場合は、ぜひ無料見学にお越しください。

障害者雇用専門の転職エージェントを利用する

すでに体調が安定しており、すぐに就職や転職をしたいという人には、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントでは、就職活動や転職活動に関する全般的なサポートを受けることができます。中でも障害者雇用専門の場合、障害者雇用に関する専門知識を持ったコンサルタントが、マンツーマンで就職活動や転職活動のサポートをしてくれます。

【転職エージェントの支援内容】

転職エージェントのサポート内容でも、特に重要なものが求人の紹介です。障害の内容や本人の希望に応じて、転職エージェントが所有している求人の中、適切な求人を紹介してもらえます。さらに、一般には公開されていない非公開求人の紹介を受けることができる場合もあるため、就職活動や転職活動の幅を広げることが可能です。

転職エージェントは、全てのサービスを無料で利用できるため、就職活動や転職活動を行う場合は積極的に活用しましょう。

日本最大級の障害者向け求人サイト
「障害者雇用バンク」

ご登録はこちら

数多くある障害者の転職サイトのなかでも、日本最大級の障害者向け求人情報を提供する「障害者雇用バンク」は業界初「人材紹介の求人情報データベースとハローワークの求人データベースの両方の情報の提供」障害者の転職をトータルで支援します。

より積極的に募集される障害者求人情報と、公的機関であるハローワークの求人情報を一つのサイトでまとめて検索することができるだけでなく、カウンセラーとのWeb面談などのサービスも。在宅のままスマートフォン1台で、自分に合った仕事探しが可能です。

無料登録は3分程度で手軽にできるので、まずは登録するところから始めてみてはいかがでしょうか?